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ボーナス払いがきついと感じたら、まずは正しい知識を
「今月のボーナス、思ったより少なかったな……」
「子どもの教育費も増えるし、住宅ローンのボーナス払いがきつい」
物価が上がり、企業の業績も先が読みにくい今の時代、このように悩む方は非常に増えています。右肩上がりで給料が増えていくことを前提とした「ボーナス払い(ボーナス返済併用)」は、今の家計にとって大きな負担になりやすい仕組みです。
「いっそのこと、ボーナス払いをやめて毎月払いだけにしたい」と思うのは当然のことですよね。
しかし、「毎月の支払いがいくら増えるのか分からない」「銀行に相談したらブラックリストに載ってしまうのでは?」という不安から、なかなか行動に移せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、不動産のプロであるイエツグが、専門用語をできるだけ使わずに「ボーナス払いをやめるための正しい手順」をわかりやすく解説します。毎月の返済額がいくら増えるのかの具体的な金額や、銀行に払う手数料を0円にする裏ワザも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
結論:ボーナス払いをやめると毎月の返済額はいくら増える?
ボーナス払いをやめて「毎月払いのみ」に変更した場合、一番気になるのは「毎月いくら負担が増えるのか?」ですよね。
結論からお伝えすると、一般的な住宅ローンの場合、毎月の返済額は約2.5万円〜3万円ほど増えます。
イメージしやすいように、以下のモデルケース(借入金額3,000万円、返済期間35年、ボーナス払いの割合30%)で、金利のタイプ別に具体的な金額を見てみましょう。
1. 変動金利(金利0.8%)のケース
- 変更前: 毎月 57,342円 + ボーナス月 147,665円(年2回)
- 変更後: 毎月 81,918円
- 結果: ボーナス月の負担はゼロになりますが、毎月の支払いは約2.5万円増えます。
2. 10年固定金利(金利1.4%)のケース
- 変更前: 毎月 63,275円 + ボーナス月 163,074円(年2回)
- 変更後: 毎月 90,392円
- 結果: 毎月の支払いは約2.7万円増えます。
3. 全期間固定金利(金利2.0%)のケース
- 変更前: 毎月 69,565円 + ボーナス月 179,395円(年2回)
- 変更後: 毎月 99,378円
- 結果: 毎月の支払いは約3万円増えます。
このように、ボーナス月の負担が丸ごとなくなる代わりに、毎月の支払い額は確実に引き上げられます。「増えた毎月の支払い額を、基本給だけで毎月無理なく払っていけるか」が、ボーナス払いをやめる際の最大のポイントになります。
知っておきたい:そもそもボーナス払いは「利息」が高くなりやすい
実は、ボーナス払いをやめて毎月均等に払うようにすると、最終的に支払う「総利息額」を減らせる可能性があります。
なぜなら、ボーナス払いに設定した分の元金(借金そのもの)は、半年に1回(ボーナス月)しか減らないからです。元金が減らない期間が長いほど、そこにかかる利息は膨らんでしまいます。 ボーナス払いをやめて毎月しっかり元金を減らしていくことは、長い目で見れば家計にとってプラスに働く面もあるのです。
ボーナス払いを「やめる・変更する」ための手続きと審査
ボーナス払いをやめるためには、お金を借りている金融機関(銀行など)で「返済条件の変更」という手続きをする必要があります。
手続きの大まかな流れ
- 銀行への事前相談: 今の借入先へ「ボーナス払いをやめたい」と相談し、変更後のシミュレーションを出してもらいます。
- 書類の提出: 変更後の金額でも問題なく返済できるか、銀行が再審査するための書類を提出します。
- 審査: 銀行内で審査が行われます。
- 手続き完了: 審査に通れば、新しい返済予定表が届き、翌月以降から新しい金額での支払いがスタートします。
審査に必要な書類一覧
銀行は「毎月の支払額が増えても、この人の年収なら無理なく返済できるか(返済負担率)」をチェックします。そのため、以下のような収入を証明する書類の提出が求められます。
- 会社員の場合: 源泉徴収票(直近1年分)、住民税課税決定通知書、住民税課税証明書など
- 個人事業主の場合: 確定申告書の控え(直近2〜3年分)、所得税の納税証明書など
- 共通: 運転免許証などの本人確認書類、住民票など
【要注意】変更手続きの手数料で数万円損しないための裏ワザ
いざ銀行で手続きをしようと思ったとき、絶対に気をつけてほしい落とし穴があります。それは「手続きにかかる手数料」です。
窓口に行かず「ネットバンキング」を使えば無料に!
みずほ銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクをはじめ、多くの銀行では、店舗の窓口で担当者に対応してもらうと16,500円〜33,000円という高額な手数料がかかります。
しかし、銀行のインターネットバンキング(スマホアプリやパソコン)から自分で手続きをすれば、手数料が「無料」になるケースがほとんどです。 少しでも無駄な出費を抑えるために、必ずインターネットから手続きを行うようにしましょう。
| 手続きをする場所 | 手数料の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 銀行の店舗窓口 | 16,500円〜33,000円 | 担当者に質問できるが、費用が高い |
| インターネット | 無料 | 自分でスマホやパソコンから操作するだけでタダになる |
フラット35を利用している場合は特例(無料)がある
もしあなたが「フラット35」を利用しているなら、ぜひ知っておいてほしい制度があります。 フラット35には、返済に困った人向けのセーフティネットとして、専用の「返済方法変更メニュー」が用意されています。
その中の「Cタイプ」というメニューを使えば、手数料無料でボーナス払いをやめたり、ボーナスの割合を減らしたりすることが可能です。フラット35を利用している方は、迷わずこの制度を活用しましょう。
「銀行に相談するとブラックリストに載る」は本当?
「ボーナス払いが厳しいからと銀行に泣きついたら、信用情報に傷がついてブラックリストに載ってしまうのでは?」と不安に思う方は少なくありません。
ここには大きな誤解がありますので、はっきりと違いを説明します。
事前の変更相談はブラックリストに載らない
支払いが遅れる前に、あなたから銀行へ相談して返済額を変更してもらうことは、ブラックリストには載りません。 これは「お互いが納得して契約内容を変更しただけ」とみなされるため、正当な手続きです。将来クレジットカードを作ったりする際にも悪影響はありません。
連絡なしの「滞納」は絶対にNG!すぐにブラックリスト入り
絶対にやってはいけないのが、「銀行に相談せず、口座の残高不足で引き落としができなかった(滞納した)」という状態です。
どんな理由があっても、指定された日に支払いが遅れると、その事実は信用情報機関にネガティブな記録として残ります(これがブラックリストです)。 さらに滞納が続くと、銀行の代わりに保証会社が一括で借金を立て替える「代位弁済」という状態になり、向こう5年から10年は一切のローンやクレジットカードの審査に通らなくなります。最悪の場合、家を競売にかけられてしまいます。
ボーナス払いがきついと感じたら、絶対に滞納する「前」に銀行へ相談してください。これがあなたの生活を守るための絶対的なルールです。
毎月の返済額が増えて払えない場合の「3つの解決策」
「ボーナス払いをやめたいけれど、シミュレーションしてみたら毎月の支払いが3万円も増える。今の給料では払えない……」
そんな壁にぶつかってしまった場合の解決策を3つ紹介します。
解決策1:住宅ローンの「借り換え」で金利を下げる
今の銀行で返済額を変更するのではなく、もっと金利の低い別の銀行へ住宅ローンを「借り換える」という方法です。 新しくローンを組み直すタイミングで「ボーナス払いなし」に設定します。金利が大きく下がれば、ボーナス払いをなくしても毎月の返済額の増加を抑えたり、総支払額を数百万円単位で減らせる可能性があります。
ただし、借り換えには新しい銀行の審査(健康状態のチェックなど)があり、数十万円の諸費用(手数料など)がかかります。諸費用をローンに組み込める「諸費用込みローン」などを上手に活用する必要があります。
解決策2:家計の見直しとFP(ファイナンシャルプランナー)への相談
増えた返済額を本当に払っていけないのか、プロの目線で家計を分析し直すことも重要です。 生命保険の掛け金が多すぎないか、スマホ代などの固定費を削れないかを見直すことで、毎月2〜3万円の余裕を生み出せるご家庭は意外と多くあります。
解決策3:家の売却(住み替え)とイエツグの「定額制」の活用
どうしても毎月の支払いが難しく、借り換えの審査にも通らない場合の最終手段は「家を売却して、無理のない住まいに引っ越す」ことです。住宅ローンを滞納して家を差し押さえられる(競売)前に、自分の意思で高く売るのが最も傷が浅く済む方法です。
しかし、家を売る際には不動産会社に払う「仲介手数料」が高額になります。 一般的な不動産会社では「物件価格×3%+ 6万円」という手数料がかかるため、3,000万円の家を売ると約105万円もの手数料が引かれてしまいます。
ここで活用していただきたいのが、株式会社イエツグの「仲介手数料182,900円(税別)の定額制」です。 どんなに高額な家でも手数料が定額なので、一般的な不動産会社と比べて手元に残る現金が100万円以上増えることも珍しくありません。この浮いたお金を住宅ローンの返済に充てることで、借金をスッキリとなくして新生活をスタートできる可能性が高まります。
よくある質問(FAQ)
Q. ボーナス払いの変更審査にはどのような書類が必要ですか? A. 会社員の方は源泉徴収票や住民税課税決定通知書、個人事業主の方は確定申告書の控えなど、収入を証明する書類が必要です。銀行は「毎月の支払額が増えても無理なく返済できるか」を再確認します。
Q. フラット35を利用していますが、ボーナス払いのみをやめることはできますか? A. はい、可能です。フラット35には「Cタイプ」という返済方法の変更メニューがあり、手数料無料でボーナス払いを毎月払いのみに変更することができます。
Q. 今から別の銀行にローンを借り換える場合、年齢や健康状態は審査に影響しますか? A. 影響します。借り換えは「新しい銀行でゼロから住宅ローンを組む」ことと同じなので、現在の健康状態(団体信用生命保険への加入)や年齢、他の借入状況などが厳しく審査されます。
まとめ:手遅れになる前に、まずは無料相談で現状を把握しましょう
住宅ローンのボーナス払いをやめることは、家計の負担を安定させるための立派な防衛策です。決して逃げではありません。 一番やってはいけないのは、不安を見て見ぬふりをして、結果的にローンの引き落としに間に合わず「滞納」してしまうことです。
まずは、あなたの家計で「毎月いくらまでなら無理なく払えるのか」「借り換えをした方が得なのか」を正確に把握することが大切です。
株式会社イエツグでは、不動産と金融のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)が、あなたのための「キャッシングフロー表」を無料で作成するサービスを行っています。
今のまま返済を続けるべきか、ボーナス払いを変更すべきか、それとも売却(住み替え)を検討すべきか。あなたにとって一番有利で安心できる選択肢を、具体的な数字をもとにアドバイスいたします。 もちろん、無理な営業は一切いたしません。
ボーナスの時期に毎回不安な気持ちになる生活から抜け出すために、まずは一度、専門家に状況を話してみませんか?
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不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士