不動産売買の仲介手数料が無料!からくりとデメリットを把握して賢い選択を

「仲介手数料を無料にします」という広告を目にしたことはありませんか?不動産会社に成功報酬として支払う仲介手数料ですが、「なぜ、無料なの?」「別な形で請求されるんじゃないの?」と不安に感じる人は多いのではないでしょうか?

本記事では、仲介手数料の無料サービスに関する以下のお悩みに回答いたします。

この記事でわかること
  • 仲介手数料を無料にできるからくりは?
  • 仲介手数料無料のデメリット注意点って?
  • 仲介手数料無料でも安心できる不動産会社はどこ?

仲介手数料を無料にしている不動産会社の中には、注意しなければいけない業者もいます。「仲介手数料を可能な限り安くしたい!」「でも無料ってちょっと心配」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

イエツグくん
仲介手数料には法律で規定された上限はあるけど下限はないから、無料でも問題ないんだ。だけど違法な方法で無料としている不動産業者もあるから、注意が必要だよ!
執筆者 丹拓也
執筆者 丹拓也株式会社イエツグ代表取締役
不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士

仲介手数料を無料にしている3つのからくり

仲介手数料は、不動産会社にとって唯一の「儲け」です。仲介手数料を無料にして、この利益を手放すことができる理由は一体何なのでしょうか?

実は仲介手数料を無料にしている不動産会社は、以下の3つの方法で利益を得ています。

  1. 広告宣伝費という名目で別途報酬をもらっている
  2. 売主側の仲介手数料のみで両者の仲介をする
  3. 買主から仲介手数料をもらって売主の仲介手数料を無料に

ここから、それぞれをもう少し詳しく解説します。

➀別途報酬をもらっている

原則として、不動産会社は法律で定められた金額以上の報酬を受け取ってはいけません。通常の仲介業務で発生する費用は、不動産会社が負担しなければいけないのです。

しかし多くの不動産会社が仲介手数料無料と言いながら、仲介手数料とは別に広告宣伝費という名目で別途報酬をもらっているというのが実情です。つまりこのようなケースにおける「仲介手数料無料」は、表向きだけということになります。

仲介手数料が無料になっても別途費用を請求されてしまったのでは、「やっぱり、騙された」という気持ちになってしまいますよね。

  • 依頼したこともない費用の請求
  • 根拠のない費用の請求
  • 一般的な業務とは関係のない費用請求

このような請求があった場合は、不当請求の可能性があります。納得がいかないのに安易に支払わないよう注意してください。

②売主側の仲介手数料のみで両者の仲介をする

一般的な不動産取引では、売主側と買主側がそれぞれ仲介手数料を負担します。買主の仲介手数料を無料としているケースでは、売主側の仲介手数料のみで両者の仲介をするのです。

つまり、売主から仲介手数料をいただける物件のみ、買主側の仲介手数料を無料にすることができるということ。この方法は違法などではなく、不動産会社の企業努力により仲介手数料を無料にしているということです。

③売主の仲介手数料無料は危険

一方、売主が仲介手数料無料になる場合は、買主から仲介手数料をもらうわけですが、実はこれは少し危険。後述で詳しく解説しますが、この場合、物件情報を他社に漏らさない「囲い込み」をされている可能性があります。

自社で物件情報を囲い込み、自社内のみで買主を見つけようとする悪質な手口です。

イエツグくん
ここからは、「仲介手数料無料」の注意点を解説するよ!

仲介手数料無料のデメリットと注意点

高額な仲介手数料が無料になるのは、当然ありがたいことですよね。しかし少なからずリスクの部分があることは確かです。

ここからは、仲介手数料無料のデメリットと注意点についてみていきましょう。

広告宣伝料を請求される可能性も

仲介を依頼された物件を宣伝するための広告宣伝料。先述通り、仲介手数料を無料としながら、別途広告宣伝費を請求してくる不動産会社も存在します。

宅建取引業法では、「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、国土交通大臣の定めるところによる」としながらも「依頼者の依頼によって行う広告の料金に相当する額については、この限りでない」という規定があります。

つまり、不動産会社は法律で決められた報酬以上は受け取ってはいけないが、依頼者が宣伝を依頼した分においては広告費として請求してもいいとされているんですね。

悪徳業者はこの部分をいいように解釈し、「我々には広告宣伝費を請求する権利がある」と言い張り、仲介手数料という名目ではない不当な請求をする恐れがあるわけです。

不動産取引に不慣れな一般消費者からすれば、「この広告宣伝費は不当請求だ」と判断することは非常に難しいでしょう。

「囲い込み」のリスク

「囲い込み」とは、簡単にいえば他社と契約させないことです。

「仲介手数料を無料にする代わりに、他社の顧客と契約しないと約束してくれ」と売主に迫ったり、売主の許可なしに勝手に物件情報を他社に開示しなかったりする手口が、囲い込みと呼ばれるものです。

本来、不動産会社では仲介を依頼されたら「レインズ」という不動産情報ネットワークに物件情報を掲載し、多くの業者に情報を共有しなければいけません。たくさんの人に情報を提供することで、買主を見つけやすくするためです。

自社の利益を守るためだけに、情報を独占することは禁止されています。囲い込みによって売却できたとしても、相場価格より安く、一般的な売却期間より長くなってしまうことがほとんです。

囲い込みの怖いところは、その事実に気づくのが難しいこと。囲い込みをおこなう悪質な不動産会社に依頼してしまえば、知らぬ間に「本来高値で売れたはずの物件の成約チャンスが踏みつぶされてしまった」という結果になってしまいます。

イエツグは仲介手数料最大無料の不動産会社です

弊社イエツグでは、仲介手数料を最大無料にさせていただくことが可能です。しかし当然のことながら、広告費を不当請求したり、囲い込みしたりする悪徳企業ではございません。

イエツグが仲介手数料を無料とさせていただけるのは、弊社仲介による物件の買主様。ここまでご覧いただいた方ならお分かりかと思いますが、仲介手数料を無料とできるからくりは、企業努力の賜物だということです。

仲介手数料が無料とならない物件に関しては、仲介手数料を一律182,900円(税別)にさせていただいております。売主様についても、この定額は変わりません。物件価格がいくらであっても、どなた様からもこの値段以上の仲介手数料をいただくことはないということです。

弊社は仲介手数料を無料や格安、定額とさせていただいておりますが、お客様に最大限寄り添ったサービスを良心的な価格にて提供しているだけのことです。「無料だから」「格安だから」と言われてしまうことが、私たちにとって一番の屈辱。他社に負けないサービスで、仲介におけるお客様の満足度を向上させるべく日々努めております。

まとめ

「仲介手数料無料」なら、どこの不動産会社でもいいわけではありません。仲介手数料無料の背景には、不当請求や囲い込みといったからくりやデメリットが存在する可能性があります。

大事なのは、やはり安心・安全な取引。専門性が高く、高額な不動産を売買することには、慎重にならなければなりません。

弊社の特徴は、価格だけではなくお客様に寄り添った仲介です。仲介手数料の費用を抑えたいとお悩みの方、そして安心・安全な不動産取引をしたいと思っている方は、ぜひ弊社にご相談ください。

監修者 亀梨奈美
監修者 亀梨奈美大手不動産会社退社後、不動産ライターとして独立。
機関紙から情報サイトまで不動産ジャンルのあらゆる文章を執筆・監修。

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