住まいの購入に不可欠な住宅ローン。住宅ローンを借り入れるための審査には年収や勤続年数などの基準がありますが、あなたの本人確認書類によって審査の可否が決まってしまうこともあることをご存じですか?
具体的にいえば、運転免許証の「番号」が原因で住宅ローンが通らない可能性があるのです。
そこで本記事では、運転免許証の番号で住宅ローンが通らないという事態に陥らないように次の3つのテーマに絞って解説します。事前に準備と対策をしておかないと、運転免許証のせいで住宅ローンが通らないという事態になりかねませんので、ぜひチェックしてみてくださいね!
- 運転免許証の番号の意味
- 運転免許証の番号によって住宅ローンが通らない理由
- 運転免許証の番号が原因で住宅ローンが通らないときの対策
目次
運転免許証の番号の意味
運転免許証の番号は、ランダムな数字が羅列しているわけではなく、実は「意味」があります。この免許証の番号が、住宅ローン審査に影響するということです。
まずは運転免許証の番号の意味について解説していきますので、よろしければご自身の免許証をご用意していただき、照らし合わせながらご覧ください。
左から2桁目で免許を取得した都道府県が分かる
まず、運転免許証の番号の左から2桁。この数字で、どこの都道府県で運転免許を取ったのかが分かります。
たとえば「30」だと東京都、「41」だと神奈川県となります。都道府県別の番号一覧とご自身の運転免許証の左から2桁の番号を照らし合わせると、運転免許を取得した自治体の番号になっているはずです。
左から3〜4桁目で免許を取得した西暦の2桁が分かる
続いて、運転免許証を取得した年は、左から3〜4桁目を見れば分かります。
たとえば「10」なら、2010年に取得という意味になります。
左から5桁目〜10桁目は特に意味がない
運転免許証の5桁目〜10桁目は、各都道府県の公安委員会が独自に決めている番号です。実は、この数字については、これといって意味がありません。
左から5桁目〜10桁目は学科試験の点数や前科があるかどうかが分かる番号なのでは?という噂も過去にありましたが、迷信です。
左から11桁目は運転免許証の番号データの信憑性を確認する番号
左から11桁目は、本当にその運転免許証の番号が正しいかどうかを確認するための番号です。「チェックデジット」と言われています。
要するに、運転免許証に書かれている数字列が正しいかどうかを確認するために使われている番号です。運転免許証以外にもバーコードや銀行口座の番号にも使われています。
{11-(5a+4b+3c+2d+7e+6f+5g+4h+3i+2j)mod11}mod10=11桁目
こちら計算式で導き出される数字です。
12桁目は運転免許証の紛失回数(住宅ローンに影響する数字!)
ここが一番重要です!
運転免許証の番号の左から12桁目は、運転免許証の紛失回数です。これが、住宅ローンが通るか通らないかの判断基準にされる数字でもあります。
たとえば、再発行した回数が0なら左から12桁目の数字は0になります。1回再発行したことがあるなら「1」。2回なら「2」となります。
運転免許証の番号によって住宅ローンが通らない理由
運転免許証の番号によって住宅ローンが通らない理由は、ズバリ「紛失回数」が影響するためです。
私の経験則ですが、運転免許証の12桁目の数字が「0〜2」であれば、住宅ローンの審査に影響はないと考えられます。しかし、「3」以上になると住宅ローンの審査に悪い影響が出てしまう可能性が高くなります。
実際に運転免許証の紛失回数が多い場合、住宅ローンの審査時に銀行からなぜ紛失したのか?その理由を確認してくださいと高確率で聞かれます。
運転免許証の紛失回数が多い場合、住宅ローンに影響する可能性が高いと言わざるを得ません。
ではここからは、運転免許証の紛失回数がなぜ住宅ローン審査に影響してしまうのか?その理由について解説します。
理由1:何度も運転免許を紛失すると管理能力を疑われる
運転免許証は、公的なライセンスであり、身分証明書にもなるとても大切なものです。そんなに大切なものを何度も紛失するような人は、銀行の融資担当者からだらしがない人と見られてしまいがちです。
住宅ローンは、長期にわたってコツコツ返済していくもの。大事な免許証を何度も無くしてしまうような人は、銀行の融資担当者に「この人ちゃんと返済してもらえなさそうだな…」と判断されてしまうんですね。
理由2:運転免許証の二重取得や偽造が疑われる
また、運転免許証の再発行の回数が多いと、なにか犯罪をしているのでは?と銀行の融資担当者から勘繰られてしまうことも考えられます。
当然ながら、運転免許証の二重取得や偽造は犯罪行為です。悪事を働こうと思っていなくても、金融機関はリスクを嫌うもの。少しでも怪しい点があれば、住宅ローン審査で不利な材料になってしまいます。
実際に、私が担当した運転免許証の紛失回数がそれぞれ4回、5回の方は、お二人とも住宅ローン審査に通りませんでした。いずれの方も、借入れの延滞等はなく、収入も十分でしたので、審査承認になるものと見られていました。しかし、審査に伴い銀行の融資担当者から運転免許証の紛失について追及された後に住宅ローン審査否決となってしまったため、紛失回数が住宅ローンの審査に影響していたと考えて間違いないでしょう。
運転免許証の番号が原因で住宅ローンが通らない時の対策
運転免許証の12桁目で、再発行回数が分かってしまいます。再発行回数が多い人は、銀行の融資担当者に次のように判断されてしまうことにより審査非承認となってしまう可能性があります。
- だらしない人
- 二重取得や偽造の疑いがある人
住宅ローンの審査が通らなければ、希望の物件を買うことはできません。あるいは、借り入れ条件の悪い住宅ローンしか選択できなくなり、返済負担が増加することも懸念されます。
そこでここからは、住宅ローンを通すための4つの対策をご紹介します。
対策1:運転免許証をなくさない
まず、当たり前ですが運転免許証をなくさないようにしましょう。
住宅ローン審査には、クレジットカード等の支払い延滞歴が影響することは広く周知されています。そのため「延滞には気を付けよう…!」という方はたくさんいらっしゃるのですが、運転免許証の番号が住宅ローン審査に影響することはほとんど知られておらず、「また再発行してもらえればいいや~」と気楽に考えている方も多いはずです。
すでに、運転免許証を2回再発行している方は要注意。再発行の回数が3回になると、住宅ローン審査は通りづらくなります。つまり、運転免許証の12桁目が「2」だと、イエローカードです。
対策2:10回紛失して12桁目の数字が1になったタイミングを狙う
あらかじめお伝えしておきますが、こちらの「対策2」はおすすめしません。ただ、知識として知っておくといいと思いますのでお伝えさせていただきますね。
運転免許証の再発行の回数は、「12桁目」の一桁のみに表示されます。つまり、再発行が「10」以上になると、表示できなくなるのです。では10回以上紛失した場合はどうなるのかというと、また「1」に戻ります。「10回」だと、12桁目の数字が「1」になるということです。(「0」にはなりません)
よって、再発行の回数が8回や9回の方は、もう1~2回紛失すれば「1」になるということですね。「1」になれば再発行の回数を1回と銀行融資担当者が解釈するため、住宅ローン審査で運転免許証の番号のせいで通らないのを防げるというワケです。
ただし、当然ながら運転免許証を故意になくすのは良くないことです。なので、冒頭で申し上げた通り私はこの対策を勧めることはいたしません。
対策3:運転免許証を失効させて再取得する
またこちらの対策も私が勧めることはありませんが、1つの知識として。
運転免許証は、失効させて再び取得しなおすことで、番号が再取得できます。この場合、数字がリセットされるため末尾12桁目も「0」に戻ります。
免許取得に費用も手間もかかってしまいますが、1つの方法としてお伝えしました。
対策4:運転免許証以外の身分証明書を用意する
住宅ローン審査時に金融機関に提出できる身分証明書は、運転免許証だけではありません。
「パスポート」や「マイナンバーカード」もまた、住宅ローンを申請する際に身分証明書として使用できます。運転免許証の紛失回数に不安がある方は、パスポートやマイナンバーカードを代わりに使って審査を進めると良いかもしれません。
【注意!】運転免許証の番号対策が逆効果になるケースもある
対策2:10回紛失して12桁目の数字が1になったタイミングを狙う
対策3:運転免許証を失効させて再取得する
対策4:運転免許証以外の身分証明書を用意する
上記で紹介した「対策2」「対策3」「対策4」は、場合によっては逆効果になってしまうケースがあるので注意が必要です。
その理由は、過去にカードやキャッシングの審査で運転免許証を身分証明書として使っている場合、「個人信用情報」に運転免許証の番号が記載されているからです。個人信用情報とは、CIC・JICC・全国銀行協会に登録されているクレジット等の利用履歴のことです。個人の方は、1,000円払えば以下のような個人信用情報を取得できます。
これは私の個人信用情報なのですが、「公的資料(本人確認書類)」の部分をもうちょっとクローズアップしてみますね。
過去になんらかの借り入れや金融機関の本人確認で運転免許証を使用した場合は、上記画像のように、個人信用情報に番号が記載されてしまいます。過去に登録した運転免許証の12桁目の数字もまた、個人信用情報を見れば分かります。銀行は個人信用情報を取得して住宅ローン審査をするため、たとえ運転免許証以外の本人確認書類を提出したとしても、この部分に運転免許証の番号があれば、紛失回数が分かってしまうのです。にもかかわらず、番号が若い数字になっていたり、運転免許証を再取得していたり、免許証以外の身分証明書を提示したりすれば、不審に思われてしまう可能性があるということです。
従って、すでに個人信用情報に運転免許証の番号が記載されていて、紛失回数の12桁目の数字が3以上の方は、”悪あがき”のようなことはしない方がいいと考えられます。
住宅ローン審査に関する相談はイエツグにお任せ
残念ながら、不動産会社は住宅ローンが通りにくい人を敬遠する傾向があります。それは、住宅ローンが通りにくい人の審査を通すのが、相当大変だからです。そしてなにより、住宅ローン審査が通らなければ、不動産を買ってもらえませんよね。不動産会社は、不動産取引を成立させたときに買主や売主からもらう仲介手数料は唯一の収入減。そのため、買ってもらえる見込みのない客に対して態度が豹変する可能性も否めないのです。
たとえば、こんな感じです。
課長!新規のお客様の住宅ローン、これからあたろうと思います!
お前さっき運転免許証見たろ?あの人、住宅ローン通らないぞ。
免許証?年収も勤続年数も充分ですし、とくに懸念事項はないと思いましたが…
お前の目は節穴か!?免許証5回も再発行してるんだぞ!もっと見込みある客連れてこい!
でも今のところ、このお客様しかいません(泣)
だったら電話帳!1000本ノックだーーー!
はいーーーー(泣)
(※フィクションです)
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「運転免許証の紛失回数が多く、住宅ローンの審査が通るかどうか不安です」
「住宅購入を検討しており、住宅ローンをじっくり比較検討したい」
以上のように住宅ローンに不安がある、住宅ローン選びはとことんこだわりたい!という方は是非、一度ご相談ください。
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金利も安くなる可能性があります!
まとめ:住宅ローン審査に通るためには運転免許証を紛失しないようにしましょう!
運転免許証の番号には、「意味」があります。住宅ローン審査に影響するのは、末尾12桁目の数字。この数字は運転免許証の再発行の回数を表しており、再発行の回数が多いと、銀行から「だらしのない人」「怪しい人」と思わえれ、審査で不利になってしまいます。
- 運転免許証をなくさないように気をつける
- 10回紛失して12桁目の数字が1になったタイミングを狙う
- 運転免許証を失効させて再取得する
- 運転免許証以外の身分証明書を用意する
本記事では上記4つの対策をご提示しましたが、ときには逆効果になってさらに審査に不利になってしまうこともあります。従って、独自の判断で上記対策を取るのではなく、住宅ローンの審査にご不安な方は弊社イエツグまでお気軽にご相談ください。イエツグでは、実際に運転免許証の紛失回数が多い方のローンを通した経験があり、住宅ローンアドバイザーの有資格者も在籍しています。住宅ローンが通らないからといって、お客様を見捨てるようなことは絶対にいたしません。