この記事でわかること
- 住宅ローンを組んでも生命保険が不要とはいえない理由
- 必要保障額の計算方法
- 住宅ローンを組むと生命保険の見直しが必要な理由
執筆者 丹拓也

目次
住宅ローンを組んでも安易に生命保険を解約してはいけない

必要保障額の計算方法
では、生命保険に加入する場合、保障額はいくらに設定すればよいのでしょうか?ここでは、保険金額を決めるときの基準となる必要保障額の計算方法を解説します。 必要保障額は、万一のことが起こったあとの支出から収入を差し引いて計算します。| 支出 | 収入 |
| ・遺族の生活費 ・子どもの教育費、保育費 ・子どもの結婚資金 ・住居費用(家賃、管理費、修繕積立金) ・葬儀費用やお墓代、遺品の整理費用 ・予備費(想定外の支出) | ・遺族年金(遺族基礎年金・遺族厚生年金) ・死亡退職金 ・弔慰金 ・自己資産(預貯金などの金融資産) ・配偶者の労働収入 ・配偶者の退職金 |
- 家族構成:夫(31歳、妻30歳、子ども0歳)
- 夫の職業:会社員(年収約400万円)
- 妻の職業:契約社員(年収約240万円)
- 夫婦ともに23歳から働き始め現在まで厚生年金に加入している
- 妻は夫の死亡後も現在の年収で60歳まで働き続ける
- 現在の生活費:33.5万円
| 支出見込額 | 収入見込額 | ||
| 遺族の生活費 | 1億3,700万円 | 遺族年金の受給額 | 8,000万円 |
| 子どもの教育費、保育費 | 2,200万円 | 死亡退職金・弔慰金 | 300万円 |
| 子どもの結婚資金 | 300万円 | 自己資産 | 500万円 |
| 住居費用 | 4,000万円 | 配偶者の労働収入 | 7,000万円 |
| 葬儀費用やお墓代など | 450万円 | ||
| 予備費 | 300万円 | ||
| 合計 | 2億950万円 | 合計 | 1億5,800万円 |
団信にがんや三大疾病などの保障が付いていても民間の保険が不要とは限らない
団信は、死亡・高度障害だけでなく、がんや三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)を保障するものもあります。 仮に、がん保障が付いた団信に加入したとしても、がん保険や医療保険が不要となるわけではありません。 たとえば、がん保障が付帯された団信でカバーできるのは、がんと診断された場合の住居費のみ。ご自身の貯蓄で、医療費の自己負担や収入の減少に対処できない場合は、がん保険や医療保険に加入して備えなければなりません。住宅ローンを組むときは生命保険の「見直し」が必要

必要な保障は変わり続ける
住宅の購入時に生命保険を見直したとしても、保障内容は定期的に見直していかなければなりません。時間の経過とともに、必要な保障額が変わるためです。 たとえば、子どもが3歳のときと16歳のときでは、遺族の必要生活費が異なります。子どもの成長に合わせて、死亡保障額を減額するのが理想です。 保険料負担が家計を圧迫するリスクを減らすためにも、子どもの進学や独立、ご自身の退職などのライフイベントごとに、保障内容を適切に見直しましょうまとめ:住宅ローンを組んだ場合の生命保険の解約や見直しはFPに相談を
団信でカバーできるのは、借り入れた人が万一の場合の住居費のみです。残された家族の生活費や子どもの教育費などに備えるためには、生命保険に加入する必要があります。 必要保障額は、遺族の生活費や子どもの教育費といった支出から、遺族年金や配偶者の収入などを差し引いて算出します。必要保障額を正確に計算して生命保険に加入することで、保険料負担が家計を圧迫せずに済むはずです。 とはいえ、専門的な知識がない方にとって、必要保障額の計算は難しいでしょう。住宅ローンを組んだあとの生命保険の見直し方がわからない場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみてはいかがでしょうか。 弊社イエツグには、FPが在籍しており、あなたの必要保障額を正確に計算いたします。またキャッシュフロー表を無料で作成いたしますので、住宅を購入するタイミングや将来の必要貯蓄額も把握しやすいです。 住宅を購入したあとに、金銭的な心配をしたくない方は、ぜひ弊社イエツグのFPにご相談ください。
イエツグは、住宅とともに想いを”人から人に継ぐ”という願いから付けた社名です。仲介手数料を格安・定額にすることで、節約できた費用を住宅の質を向上させるために使っていただきたいと考えております。住まいを”継ぐ”には、耐震性や価値を向上することが不可欠だと思うからです。
イエツグ代表の私、丹は、元消防士。東日本大震災で多くの家屋が倒壊し、大切なものを失った方々を目の当たりにしたことにより、既存住宅の価値を上げ、良質な住宅を流通させることがこの国の急務なのではないかと考えるようになりました。小さな会社ではありますが、社員一同、同じ志を持って対応させていただいております。ぜひ一度ご相談ください。
監修者 品木彰

大手保険会社で培った知識と経験から、保険、不動産、税金、住宅ローンなど幅広いジャンルの記事を執筆・監修。














にかかる税金は控除特例でお得に節税!.png)












