不動産購入の流れって?スムーズな取引のために知っておくべきこと

「不動産購入ってどんな流れで進むの?」「不動産購入って難しそう」など、初めて不動産購入をする方にとって、購入までの流れや方法について疑問を感じてしまうものです。そのうえ、高額な金額が動くことになるため、知識が少ない時点で不動産購入を行うことに躊躇してしまう方も多いでしょう。

しかし、不動産購入は具体的な流れを把握することで、安心して取引がしやすくなります。不動産購入を検討中の方は、まず具体的な流れについて見ていきましょう。

執筆者 丹拓也執筆者 丹拓也
株式会社イエツグ代表取締役。
不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士

まずは物件の種類とそれぞれの特徴を把握する

不動産購入を進めるのであれば、まずは物件の種類とそれぞれの特徴を把握することが大切です。

現在、不動産の種類は大きく2つ。「分譲物件」と「仲介物件」です。それぞれの特徴やポイントについて解説します。

分譲物件

不動産購入において、比較的多いのが「分譲物件」です。

分譲物件は不動産会社が不動産の売主となり、直接買い手に販売します。新築マンションや新築一戸建て(販売戸数が多い場合)は分譲物件とされているのが一般的です。

ちなみに、分譲物件に関しては、マンションの場合は「分譲マンション」、一戸建ての場合は「分譲戸建て」と呼ばれることもあります。

仲介物件

不動産会社が売主になるのではなく、不動産を所有する別の売主から仲介を受託した不動産会社を通して買い手に販売します。主に中古物件が仲介物件として分類されることが多いのが特徴です。

仲介物件の場合、不動産会社によっては買い手から「仲介手数料」を徴収する場合があるため、仲介物件を購入する場合は購入前に確認しておくことをおすすめします。

不動産購入の流れ(分譲物件の場合)

「分譲物件」の場合の不動産購入の流れについて解説します。

事前に希望条件を整理

まずは、希望する物件の条件や予算などについて整理していきます。

不動産購入するにあたって、条件や予算の項目は明確に決めておくことが大切。購入の失敗を避けるためにも、曖昧な状態で不動産購入を進めないようにしましょう。

情報収集をする

次に情報収集をしていきましょう。

インターネットで物件などについて検索したり、広告やチェックするなどして希望に近い物件を探してください。不動産会社から、不動産情報を入手するのもおすすめです。

実際に見学をする

希望条件に近い物件が見つかったら、必ず現地に訪れて自分の目で確かめてください。

実際に最寄駅から物件まで歩いてみる、周辺施設やコンビニなどの位置情報について知ることができ、より生活感のある情報を得ることができるかもしれません。

また、「写真では確認できなかった物件のトラブル」もチェックすることができ、購入後のトラブルを避けることができます。

資金面の計画を立てる

見学を済ませ、不動産購入を希望する場合は資金面の計画を立てていきます。

不動産購入では、物件の費用の他にもあらゆる経費が発生するため、きちんと把握しておかないと思わぬ出費に戸惑うことになってしまいます。

特に、住宅ローンの金利については、しっかりと資金計画でシミュレーションしましょう。

不動産会社と「不動産売買」の契約を結ぶ

不動産会社と「不動産売買」の契約を結びます。このとき、宅地建物取引士から購入する不動産の説明があるため、きちんと確認し、納得したうえで契約を結んでください。

住宅ローンの契約

住宅ローンを利用する場合は、不動産売買の契約を交わした後に、住宅ローンの契約へと進みます。

融資を希望する金融機関と、保証会社の審査を受け、承認されたら契約は完了です。

引き渡し

物件が完成次第、未払い分の物件費用を支払います。そして、買い手に引き渡しとなり入居可能となるのです。

ここまでが、不動産購入(分譲物件)の流れです。

工程は多いものの、それぞれ難しい手続きなどは一切ありません。一つ一つの流れを確認しながら、不動産購入へと進めていきましょう。

不動産購入の流れ(仲介物件の場合)

次に、不動産購入(仲介物件)の流れについ解説します。

事前に希望条件を整理

まずは、分譲物件同様に希望条件を整理していきます。

間取りや方位、周辺環境など、自身の希望する条件について整理してください。そのうえで、予算を検討していきます。

不動産会社を探す

仲介物件の不動産購入の場合は、不動産会社の持つ物件から選ぶことになります。まずは、信頼できる不動産会社や、保有する物件が豊富な不動産会社を探し、希望に近い物件を紹介してもらいましょう。

実際に見学をする

希望する物件が見つかったら、実際に見学をします。購入する不動産が中古である場合は、物件が何らかのトラブルを抱えている可能性があるため、念入りにチェックしましょう。

また、物件そのものだけではなく、周辺環境もよく観察することが大切。希望に沿っているか自身の目でしっかりと確認しましょう。

不動産会社と媒介契約を結ぶ

正式に不動産購入へと進む場合は、まず不動産会社と「媒介契約」を結びます。契約書には、物件の情報や不動産会社からのサービス内容、仲介手数料などの金額に関する内容が記載されているため、しっかり目を通したうえで契約を結びましょう。

資金面の計画を立てる

資金面の計画を立てます。

分譲物件と同様に、物件そのものの費用の他に「経費」「金利」などを盛り込んだうえでシミュレーションする必要があります。

不動産購入は高額な取引となるため、綿密に計画を立ててください。

不動産購入の申し込み

購入する物件が決定次第、不動産購入の申し込みを行います。

書面で行われるのが一般的ですので、資料を隅々まで目を通したうえで購入へと進みましょう。この後、不動産会社の宅地建物取引士から、物件に関する説明もあるため、きちんと確認してください。

不動産会社と売買契約を結ぶ

不動産会社と売買契約を結んでいきます。

契約内容を確認し、納得できたら売買契約にサインしてください。ここで一点注意しなければならないことがあります。仲介売買で不動産購入を行う場合、売買契約の際に物件価格の約15%の契約金を支払う必要があります。資金計画の際に盛り込むのを忘れないようにしましょう。

住宅ローンの契約

住宅ローンを利用する場合は、融資を希望する金融機関や、保証会社の審査を受ける必要があります。無事に承認されたら、融資がスタートとなります。

引き渡し

上記の流れが完了したら、残りの代金を支払って、引き渡しとなります。

不動産登記の手続きが完了次第、入居可能です。

ここまでが、仲介物件の不動産購入の流れです。分譲物件同様に工程は多いものの、手続きなどは非常にシンプル。難しい手続きなどはありません。

不動産購入の流れを知って計画を立てましょう

今回は、不動産購入の流れについて解説しました。

不動産購入の流れは「分譲物件」と「仲介物件」とで異なるため、まずは自分がどちらの物件を購入するのかを検討しなければなりません。

また、どちらにせよ、不動産購入は高額なお金が動くことになるため、安易に判断せず「綿密な計画」「慎重な判断」が重要です。まずは、同居する家族ともよく話し合ってみてください。

そのうえで、今回ご紹介した「不動産購入の流れ」参考にしながら、失敗のない不動産購入を目指してみてはいかがでしょうか。

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