「築20年の一戸建て、売却したいけどリフォームしないと見向きもされないかも…」
「壁紙もキッチンも古いままだし、足元を見られて安く買いたたかれたらどうしよう…」大切なお住まいの売却を考えたとき、リフォームすべきか否かは大きな悩みどころですよね。
高額な費用をかけてリフォームしても、その分高く売れなかったら大損してしまうのではないか、そんな不安をお持ちではないでしょうか。
ご安心ください。実は、一戸建ての売却において、費用のかかるリフォームは必ずしも正解ではありません。
なぜなら、買主様がご自身の好みに合わせて自由にリフォームしたいと考えているケースが多いこと、そして残念ながら、かけたリフォーム費用がそのまま売却価格に反映されず、回収が難しい場合が少なくないからです。
この記事では、なぜ「リフォームなし」での売却が賢い選択となり得るのか、その理由を具体的に解説します。
さらに、リフォーム費用をかけずに、あなたの愛着ある一戸建てを少しでも「高く」「早く」、そして「安心に」売却するための【5つの秘訣】を、不動産のプロの視点から詳しくお伝えします。売却後の予期せぬトラブルを避けるための重要な注意点も網羅しています。
賢く売却を進める上で、売却にかかる諸費用、特に大きな割合を占める仲介手数料も見逃せません。
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まずはこの記事で、リフォームに頼らずに賢く、そしてお得に一戸建てを売却するための知識を深めましょう。
売却成功への第一歩は、ご自宅の正確な価値を知ることから。
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目次
そもそも、なぜ一戸建て売却にリフォームは不要と言われるの?
多くの方が「家を売るなら、少しでも綺麗に見せるためにリフォームした方が良いのでは?」と考えがちです。
しかし、不動産売却の現場では、必ずしもリフォームが最善策とは言えません。
むしろ、費用や買主様の意向を考えると、「リフォームしない」方が合理的なケースが多いのです。
その主な理由を詳しく見ていきましょう。
理由1:リフォーム費用は売却価格に上乗せしにくい現実
売却前リフォームの最大の懸念点は、かけた費用を売却価格で回収するのが難しいという事実です。
例えば、数百万円かけてキッチンや浴室を最新のものに入れ替えたとしても、その費用がそのまま売却価格に上乗せされる保証はありません。
不動産の売却価格は、立地条件や築年数、周辺の相場など、様々な要因によって総合的に決まります。
リフォームによる価値向上が、市場の評価と必ずしも一致しないため、結果的に費用倒れになってしまうリスクが存在します。
売主様としては大きな出費をしたにも関わらず、手元に残る金額が思ったほど増えない、という事態も起こり得るのです。
理由2:買主は「自分好み」にリフォームしたい人が多い
近年、中古住宅を購入して、自分たちのライフスタイルや好みに合わせてリフォームやリノベーションを楽しみたい、と考える買主様が増えています。
インターネットや雑誌などで素敵なリノベーション事例を目にする機会も増え、「どうせなら自分たちの好きな空間を作りたい」というニーズが高まっている傾向にあります。
このような買主様にとって、既にリフォーム済みの物件は、かえって選択肢を狭めてしまう要因になりかねません。
「この壁紙の色は好みじゃないな」「キッチンの配置を変えたいのに…」と感じさせてしまうと、購入意欲が下がってしまう可能性があります。
リフォームされていない「素材」の状態である方が、自由にプランを描けるため魅力的に映るのです。
理由3:リフォーム内容が買主の趣味に合わないリスク
売主様が良いと思って選んだ壁紙のデザインやキッチンの色、設備のグレードなどが、必ずしも買主様の好みに合うとは限りません。
万人受けするデザインを選んだつもりでも、特定の買主様にとっては魅力的でない、あるいはむしろマイナスイメージを持たれてしまうこともあります。
趣味やセンスは人それぞれ異なるため、リフォーム内容が買主様の理想とずれてしまうリスクは常に伴います。
費用をかけて行ったリフォームが、結果的に売却の足かせになってしまうのは避けたいところです。
理由4:リフォーム期間で売却タイミングを逃す可能性も
リフォーム工事には、内容にもよりますが、数週間から数ヶ月単位の期間が必要です。
その間は、当然ながら売却活動を開始できません。
不動産市場は常に変動しており、売却に適したタイミングというものがあります。例えば、春先の引越しシーズン前などは買主様の動きが活発になる傾向があります。
リフォームに時間を費やすことで、このような好機を逃してしまう可能性も考えられます。早く売却して住み替えたい、現金化したいといったご希望がある場合には、リフォームせずに早期に売却活動をスタートさせる方がメリットが大きいと言えるでしょう。
このように、費用対効果や買主様のニーズ、タイミングを考えると、一戸建て売却前のリフォームは必ずしも得策とは言えません。
では、リフォームしないことの具体的なメリット・デメリットは何でしょうか?
次の章で詳しく見ていきましょう。
リフォーム費用をかけずに売却を進めるなら、まずは専門家にご相談ください。
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リフォームなしでも大丈夫!一戸建てを高く・早く売る5つの秘訣
リフォームをしないと決めたからといって、何もしないで良いわけではありません。
少しの工夫と適切な準備で、リフォームなしでもご自宅の価値を最大限に引き出し、スムーズな売却を目指すことは十分に可能です。
ここでは、そのための具体的な5つの秘訣をご紹介します。
秘訣1:【最重要】お金をかけずに印象アップ!徹底的な「清掃・整理整頓」
リフォームなし売却において、最も重要かつ効果的なのが「清掃」と「整理整頓」です。
購入希望者が内覧で訪れた際の第一印象は、その後の交渉を大きく左右します。
特に、玄関、リビング、キッチン、浴室、トイレといった水回りは汚れが目立ちやすく、清潔感が求められる箇所です。
隅々まで掃除き、不要なものは処分して、できるだけ生活感を出さないように心がけましょう。
物が少なく、すっきりと片付いている空間は、部屋を広く、明るく見せる効果があります。窓ガラスを磨き、カーテンを開けて自然光を取り入れるだけでも、印象は格段に向上します。
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「忙しくて隅々まで掃除する時間がない」
「長年の汚れがなかなか落ちない」そんなお悩みも、イエツグなら解決できます。
ご売却の仲介をお任せいただいた場合、プロによる「ハウスクリーニング」を無料で実施(※適用条件あり)。
居住中の場合は水回りなど部分清掃、空き家の場合は全体清掃に対応し、あなたの物件の魅力を引き出すお手伝いをいたします。
秘訣2:費用対効果で考える「最低限の修繕」
大規模なリフォームは不要ですが、明らかに物件の印象を損ねるような小さな不具合は、修繕しておく方が賢明です。
例えば、壁に開いた目立つ穴、破れたままの網戸、広範囲に剥がれた壁紙、水漏れしている蛇口などは、買主様に「管理が行き届いていない」「他にも問題があるのでは?」という不安を与えかねません。
ホームセンターで材料を購入し、自分でDIYできる範囲の補修であれば、比較的低コストで対応できる場合もあります。
ただし、どこまで修繕すべきかは判断が難しいところでしょう。
費用対効果を考え、必要最低限にとどめるのが基本です。
迷った場合は、査定を依頼した不動産会社に相談し、プロの意見を参考にすることをおすすめします。
秘訣3:物件の信頼度UP!「ホームインスペクション」の実施
特に築年数が経過した一戸建ての場合、買主様は目に見えない部分の状態を気にされます。
「ホームインスペクション(建物状況調査)」は、建築士などの専門家が建物の基礎や柱、壁、屋根などの構造部分や、雨漏り、水漏れの状況などを調査・診断するものです。
インスペクションを実施し、その結果(報告書)を買主様に提示することで、物件の状態を客観的に伝えられます。
これにより、買主様の不安が解消され、信頼感が増し、スムーズな取引につながる可能性が高まります。また、事前に問題点を把握できるため、売却後の「契約不適合責任」に関するトラブル防止にも役立ちます。
インスペクション報告書は、物件の信頼性を裏付けるアピール材料として活用できるのです。
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ホームインスペクションは通常、数万円の費用がかかりますが、イエツグに仲介をご依頼いただければ、このインスペクションを無料で受けることができます(※媒介契約締結が条件)。
売主様の費用負担なく、物件の信頼性を高め、安心して売却活動を進めるための強力なサポートとなります。
秘訣4:魅力を引き出す!「現状渡し」のアピール方法
リフォームしていないことを、ネガティブに捉える必要はありません。
「現状渡し」であることを正直に伝えつつ、それをメリットとしてアピールしましょう。
「リフォーム費用がかかっていない分、価格を抑えています」
「ご購入後に、ご自身の好きなように自由にリフォームやリノベーションができますよ」といった伝え方が有効です。
物件そのものが持つポテンシャル、例えば「日当たりが良い」「閑静な住宅街にある」「構造がしっかりしている」「間取りの変更がしやすい」といった点を具体的に伝えることで、買主様は将来のイメージを描きやすくなります。
もし物件が空き家であれば、費用は発生しますが、家具や小物を配置して生活空間を演出する「ホームステージング」を検討するのも、魅力を効果的に伝える一つの方法です。
秘訣5:成功の鍵!「適正価格」の見極めと「信頼できる不動産会社」選び
リフォームなしで売却する場合、価格設定は非常に重要です。
まずは、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」や不動産流通機構の「レインズマーケットインフォメーション」などを参考に、ご自身の物件と似た条件(エリア、築年数、広さなど)の物件がいくらで取引されているのか、相場を把握しましょう。
その上で、リフォーム費用がかかっていない点を考慮し、買主様にとって魅力的な、かつ売主様も納得できる「適正価格」を設定することが、早期売却の鍵となります。
高すぎる価格設定は売れ残りの原因となり、安すぎると損をしてしまいます。
そして、この適正価格の見極めと売却戦略の立案をサポートしてくれるのが、信頼できる不動産会社です。
特に一戸建て、かつリフォームなしでの売却実績が豊富な会社を選ぶことが重要です。査定額の根拠を明確に説明してくれるか、売却活動の計画は具体的か、担当者との相性は良いか、などを複数の会社で比較検討しましょう。
【イエツグは適正価格での売却をサポートします】
イエツグは、売却価格に関わらず仲介手数料が一律「182,900円(税別)」(※物件価格1億円まで)の定額制です。
売却価格によって手数料が変動しないため、売主様の利益を第一に考え、無理な高値設定をおすすめすることなく、市場に基づいた適正価格での売却戦略をご提案できます。
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これらの5つの秘訣を実践することで、リフォーム費用をかけずとも、満足のいく一戸建て売却に近づけるはずです。
次は、例外的にリフォームを検討した方が良いケースについて解説します。
リフォームなし売却の戦略について、さらに詳しく知りたい方はイエツグまでお気軽にご相談ください。無料査定も受付中です。
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注意!こんな場合はリフォームを検討した方が良いケース
これまで、一戸建て売却では基本的にリフォームは不要とお伝えしてきましたが、例外的にリフォームや修繕を検討した方が良いケースも存在します。
そのままの状態では、買主様が安心して生活を始めることが困難であったり、売却活動自体が著しく難航したりする可能性がある場合です。
どのような状況でリフォームを考えるべきか、具体的に見ていきましょう。
まず挙げられるのは、生活に直接的な支障をきたす重大な欠陥がある場合です。
例えば、雨漏りが放置されている、建物の構造部分(柱や梁など)に腐食や深刻な傾きが見られる、給排水管が詰まっている、あるいは破裂して水漏れを起こしているといった状況が考えられます。
これらの問題は、居住する上で安全や衛生に関わる根本的な欠陥であり、買主様が最も懸念する点です。そのままの状態では買い手を見つけることが非常に困難になるため、売却前に最低限の修繕を行うことが推奨されます。
修繕せずに売却する場合は、その事実と修繕にかかるであろう費用を明確に告知し、価格に反映させる必要が生じますが、それでも買主様の不安は残りやすいでしょう。
次に、給湯器やエアコンなど、生活に不可欠な主要設備が完全に故障している場合も、交換や修理を検討する価値があります。
特に給湯器が使えない状態では、入居後すぐに買主様が費用負担と手配を行う必要が生じ、購入のハードルが上がってしまいます。
比較的新しい設備に交換すれば、物件の印象が良くなり、売却がスムーズに進む可能性があります。
また、複数の不動産会社に査定を依頼した結果、専門家である不動産会社から、特定の箇所(例えば、汚れやカビがひどい水回りなど)だけでも部分的にリフォームすることを強く勧められた場合も、検討の余地があります。
不動産会社は地域の市場動向や買主様のニーズを熟知しています。
その上で「この部分を直せば、売却価格やスピードに明らかな好影響が見込める」と判断した場合、そのアドバイスには一定の根拠があると考えられます。ただし、その際も必ずリフォームにかかる費用と、それによって見込まれる売却価格の上昇幅を冷静に比較検討し、費用対効果を見極めることが重要です。
参考までに、部分的なリフォームの費用相場を挙げると、トイレの交換には約15万円から30万円、洗面化粧台の交換には約10万円から30万円程度が見込まれます。
システムキッチンの交換となると約50万円から150万円、ユニットバスの交換では約60万円から150万円ほどかかる場合があります。
壁紙(クロス)の張替えは、6畳程度の部屋で約4万円から6万円、給湯器の交換には約15万円から40万円が一般的な目安です。
ただし、これらの金額は選ぶ設備のグレードや工事の範囲によって変動しますので、あくまで参考としてください。
これらのケースに該当する場合でも、必ずしも大規模なフルリフォームが必要なわけではありません。
問題箇所に限定した部分的な修繕やリフォームで対応できないか、まずは検討すべきです。
判断に迷う場合は、信頼できる不動産会社に相談し、費用対効果や市場の反応を踏まえた上で、最善の方法を選択することが大切です。
リフォームすべきかどうかの判断でお悩みなら、ぜひイエツグにご相談ください。
物件の状態と市場動向を踏まえ、最適な売却戦略をご提案します。
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どうしても売れない…そんな時の選択肢「不動産買取」とは?
リフォームなしで売却活動を進めても、物件の条件や市場の状況によっては、なかなか買い手が見つからないケースもあります。
「売却期間が長引いて困っている」
「早く現金化したい事情がある」そんな時に検討したいのが、「不動産買取」という売却方法です。
不動産買取とは、一般の個人を買主として探す「仲介」とは異なり、不動産会社自身が直接、あなたの物件を買い取る仕組みを指します。
売主様にとっては、不動産会社が買主となるため、買主を探すための広告活動や内覧対応などが不要になります。
査定を依頼し、提示された買取価格に納得すれば、比較的短期間で売買契約、そして決済・引き渡しへと進むことが可能です。
この買取という方法には、いくつかの大きなメリットがあります。
まず、売却までのスピードが非常に速い点です。
不動産会社との直接取引なので、買主を探す時間が不要となり、査定から現金化までが数週間、場合によっては数日で完了することもあります。
急いで資金が必要な場合や、遠方に住んでいて売却活動に手間をかけられない場合に特に有効です。
次に、仲介手数料がかからない点もメリットです。
買主が不動産会社自身であるため、仲介の成功報酬である仲介手数料を支払う必要がありません。
さらに、築年数が古い物件や何らかの問題を抱える物件の売主様にとって非常に重要な点として、契約不適合責任が免除されるケースが多いことが挙げられます。
買取業者は物件を再販する前にリフォームなどを行うことを前提としているため、多くの場合、売買契約で売主様の売却後の責任を免除する特約が盛り込まれます。
これにより、引き渡し後に隠れた欠陥が見つかるリスクから解放され、安心して取引を終えることができます。
加えて、現状のままで売却できる手軽さも魅力です。清掃や最低限の修繕すら不要で、文字通り「そのまま」の状態で引き渡せる場合がほとんどです。不特定多数の人が内覧に来ることもなく、近所に知られずに売却を進めたいという希望も叶えやすいでしょう。
一方で、不動産買取には明確なデメリットも存在します。
それは、売却価格が仲介で売る場合よりも安くなるという点です。
買取価格は、一般的に市場価格の6割から8割程度が目安と言われています。
これは、不動産会社が買い取った後にリフォーム費用や販売経費、そして自社の利益などを確保する必要があるためです。
価格よりもスピードや確実性、手間の削減を優先したい場合に適した方法と言えます。
では、どのような場合に不動産買取が有効な選択肢となるのでしょうか。
具体的には、
「相続したものの利用予定がなく、早く手放したい」
「転勤などで売却期限が決まっている」
「建物が古かったり、特殊な事情があったりして、仲介ではなかなか売れない」
「とにかく手間をかけずに、確実に現金化したい」といった状況が考えられます。
価格面でのデメリットを理解した上で、ご自身の状況と照らし合わせて検討することが重要です。
もし買取を検討される場合でも、複数の買取業者に査定を依頼し、提示された価格や条件を比較することをお勧めします。
仲介での売却が難しいと感じたら、買取も選択肢の一つです。
イエツグが最適な売却方法を見つけるお手伝いをします。
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【重要】売却後のトラブル回避!「契約不適合責任」と「告知義務」
一戸建ての売却で最も避けたいことの一つが、引き渡し後の買主様とのトラブルです。
「リフォームなし」で売却する場合、物件の状態について特に注意が必要となります。
ここでは、売主様が知っておくべき重要な法的責任である「契約不適合責任」と「告知義務」について解説し、安心して取引を終えるためのポイントをお伝えします。
「契約不適合責任」とは?売主が負う責任を理解しよう
「契約不適合責任」とは、売却した物件が、売買契約で定めた内容(種類、品質、数量)と異なる状態であった場合に、売主様が買主様に対して負う責任のことです。
これは、以前「瑕疵担保責任」と呼ばれていたものですが、民法改正により買主様の権利がより強化されました。具体的には、引き渡し後に契約内容と違う点、例えば事前に説明のなかった雨漏り、シロアリの被害、建物の主要な構造部分の腐食、給排水管の故障などが見つかった場合に、買主様は売主様に対して、修理(追完請求)や代金の減額、損害賠償、さらには契約の解除を求めることができる可能性があります。
重要なのは、「リフォームなし」や「現状渡し」という条件で売却した場合でも、この責任が自動的に免除されるわけではないという点です。
売主様がその欠陥を知らなかったとしても、原則として責任を負うことになります。
ただし、契約時に買主様がその不適合を知っていた場合は、責任を問われません。責任を追及できる期間は、買主様が不適合を知ってから1年以内とされていますが、売買契約書で「引き渡しから3ヶ月以内」など、別途短い期間を定めることが一般的です。
トラブル防止の要!「告知義務」と「物件状況報告書」
契約不適合責任に関するトラブルを防ぐために最も重要なのが、売主様の「告知義務」をしっかりと果たすことです。
売主様は、ご自身の物件について知っている欠陥や問題点(例えば、過去の雨漏りの履歴、シロアリ駆除の有無、騒音や近隣トラブルなど、買主様の購入判断に影響しうる情報)を、包み隠さず買主様に伝えなければなりません。
この告知のために用いられるのが「物件状況報告書(告知書)」や「設備表」といった書類です。物件状況報告書には、建物の状態に関する様々な項目が記載されており、売主様が把握している情報を正直に記入します。
「雨漏りしたことがある」「給湯器の調子が悪い」など、マイナス情報であっても正確に記載することが、後々のトラブル回避につながります。不明な点については正直に「不明」と記載しましょう。
設備表では、エアコンやキッチン設備、給湯器などの状態(正常か、不具合があるか、そもそも設置されていないかなど)を明確にします。これらの書類に事実と異なる記載をしたり、知っている不具合を故意に隠したりすると、契約不適合責任を問われるだけでなく、契約書で定めた免責特約が無効になる可能性もあるため、細心の注意が必要です。
イエツグなら売却後も安心!無料の「既存住宅瑕疵保証」
契約不適合責任や告知義務について理解しても、やはり「売った後に何か問題が起きたらどうしよう」という不安は残るかもしれません。
特に築年数が経過した一戸建てでは、売主様自身も把握していない隠れた不具合が存在する可能性も否定できません。
そんな売主様の不安を解消し、買主様にも安心を提供するために、イエツグでは「既存住宅瑕疵保証」を無料でご提供しています(※媒介契約締結後、引渡し前に検査・保証)。
この保証は、万が一、物件の引き渡し後に契約書に記載のない対象箇所の欠陥が見つかった場合に、その補修費用等を保証するものです。
保証対象は、雨漏りを防止する部分や建物の構造耐力上主要な部分、給排水管路で、保証期間は安心の5年間です。
この無料保証があることで、売主様は予期せぬ出費のリスクを大幅に軽減でき、買主様にとっても購入後の安心感につながるため、結果的に売却が有利に進むというメリットも期待できます。
【さらに安心!】
事前の無料「ホームインスペクション」と組み合わせることで、物件の状態を正確に把握・告知し、さらに万が一の事態には保証で備える、という二重の安心体制を築くことができます。
売却後のトラブルは避けたいもの。
契約不適合責任と告知義務を正しく理解し、イエツグの無料保証を活用することで、安心して大切なご自宅の売却を進めましょう。
次は、売却にかかる費用、特に仲介手数料について詳しく見ていきます。
売却後の保証について詳しく知りたい方、契約に関するご不安がある方は、イエツグまでお気軽にお問い合わせください。
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賢く売るなら費用もチェック!イエツグの「仲介手数料定額制」
一戸建ての売却を成功させるためには、物件を高く、早く売ることだけでなく、売却にかかる「費用」をいかに抑えるかも重要なポイントです。
リフォーム費用をかけない選択をしたなら、その他の諸費用、特に大きな割合を占める「仲介手数料」にも注目してみましょう。
賢く費用を管理することが、最終的な手取り額を最大化する鍵となります。
一般的な仲介手数料はいくら?計算方法と相場
不動産会社に売却の仲介を依頼した場合、売買契約が成立した際に成功報酬として支払うのが仲介手数料です。
この手数料には法律で上限額が定められており、多くの不動産会社が上限額を採用しています。
売買価格が400万円を超える物件の場合、その計算式は「(売買価格 × 3% + 6万円)+ 消費税」となります。
例えば、あなたの家が3,000万円で売れた際の仲介手数料の上限額は、計算すると105万6千円(税込)にもなります。
もし4,000万円で売れた場合、同様に計算すると上限額は138万6千円(税込)です。
このように、売却価格が高くなるほど、仲介手数料も高額になる仕組みになっています。
イエツグなら1億円まで一律【182,900円(税別)】!どれだけお得?
ここで、イエツグの大きな特徴である「仲介手数料定額制」をご紹介します。
イエツグでは、売却する物件の価格が1億円以下であれば、仲介手数料は一律182,900円(税別)、つまり税込でも201,190円です。
先ほどの例で比較すると、その差は明らかです。
3,000万円で売却した場合、一般的な上限額約105万円に対しイエツグなら約20万円となり、約85万円もの節約になります。
4,000万円での売却なら、一般的な上限額約138万円に対して約118万円もお得になる計算です。売却価格が高額になるほど、節約できる金額はさらに大きくなります。
イエツグがこの画期的な定額制を実現できる理由は、テレビCMなどの大規模な広告宣伝費や、過剰な営業人員にかかる人件費を徹底的に削減し、効率的な経営を行っているためです。削減したコストをお客様に還元することで、質の高いサービスを維持しながら、この低価格を実現しています。
さらに!イエツグの「4つの無料サービス」で安心と価値をプラス
イエツグの魅力は、仲介手数料の安さだけではありません。
リフォームなしで一戸建てを売却する際に特に心強い、充実した無料サービスを標準でご提供しています(※各サービスには適用条件があります)
まず一つ目は「無料ハウスクリーニング」です。
リフォームなしでも、プロの清掃によって物件の第一印象を格段に向上させます。内覧時の好印象は、早期・高値売却につながる重要な要素と言えるでしょう。
二つ目は「無料ホームインスペクション(建物状況調査)」
専門家が建物の状態を事前にチェックすることで、買主様の不安を取り除き、売却後のトラブルリスクを低減します。物件の信頼性を高める効果も期待できます。
三つ目は「無料既存住宅瑕疵保証」です。
売却後に万が一、契約書に記載のない隠れた欠陥(構造部分や雨漏りなど)が見つかったとしても、最大5年間保証が適用されるため、売主様・買主様双方にとって大きな安心材料となります。
そして四つ目が「無料確定申告代行」です。
不動産売却で利益が出た場合に必要となる確定申告のうち、譲渡所得の申告に関する面倒な手続きを、イエツグ提携の税理士が無料で代行します
。税金の計算や書類作成の手間から解放されるのは大きなメリットです(※税務相談は別途費用がかかる場合があります)。
これらの無料サービスは、単に費用を節約できるだけでなく、リフォームなし売却における懸念点、例えば見た目の印象、物件の状態への不安、売却後のリスク、手続きの煩雑さといった点を効果的にカバーします。
売主様の負担を軽減するとともに、物件の付加価値を高める役割も果たしてくれるのです。
仲介手数料を抑え、さらに充実の無料サービスで安心も手に入れる。
イエツグは、リフォームなしで賢く一戸建てを売りたいあなたを全力でサポートします。最後に、これまでの内容をまとめていきましょう。
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【まとめ】リフォームなしでも賢く売却!安心と費用節約を実現
今回は、一戸建ての売却におけるリフォームの必要性について、様々な角度から解説いたしました。
「リフォームしないと売れないのでは?」というご不安は、少し解消されましたでしょうか。
多くの場合、費用対効果や購入を検討される方のニーズを考えると「リフォームなし」での売却が合理的であり、賢い選択となり得ることをご理解いただけたかと思います。
リフォーム費用をかけずに売却を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、徹底した清掃と整理整頓で物件の第一印象を最大限に良くすること。
次に、必要に応じて最低限の修繕を行い、物件の基本的な価値を維持することです。
さらに、ホームインスペクションを活用して物件の状態を透明化し、買主様の安心感を高めることも有効でした。
そして、「現状渡し」のメリット、つまり価格の手頃さやリフォームの自由度を効果的にアピールすることも忘れてはいけません。
市場相場に基づいた現実的な価格設定、売却後のトラブルを避けるための契約不適合責任と告知義務の正しい理解と誠実な対応も不可欠です。
最後に、これら全てのプロセスを的確にサポートしてくれる信頼できる不動産会社を選ぶことが、何よりも重要になります。
リフォームに多額の費用を投じない代わりに、売却時に発生する諸費用、特に高額になりがちな仲介手数料を賢く抑えることができれば、最終的に手元に残る資金を大きく増やすことが可能です。
その点で、イエツグの「仲介手数料定額182,900円(税別)」(※物件価格1億円まで)は、あなたの売却計画において非常に大きなメリットとなるはずです。
加えて、イエツグが提供する「ハウスクリーニング」「ホームインスペクション」「既存住宅瑕疵保証」「確定申告代行」という4つの無料サービスは、リフォームなし売却の際に生じやすい懸念点をカバーし、売主様の負担と不安を大幅に軽減します。
これらのサービスは、安心でスムーズな取引を実現するための、いわば強力な味方となるでしょう。
一戸建ての売却は、ご家族にとっても大きな節目です。
たくさんの思い出が詰まったお住まいだからこそ、後悔のないように進めたいもの。正しい知識を身につけ、準備を怠らず、そして信頼できるパートナーと協力すれば、きっとご満足いただける結果に繋がります。
イエツグは、あなたの状況に合わせた最適な売却プランを、誠意をもって一緒に考えさせていただきます。
さあ、まずは第一歩として、あなたの大切なご自宅が今いくらくらいの価値があるのか、確かめてみませんか?
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査定後のしつこい営業は一切ございませんので、どうぞ安心してお気軽にご利用ください。
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不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士