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「買い叩かれるのではないか」という不安に苦しむあなたへ
現在賃貸に出している物件を売却したいと、真剣にお考えですよね。 しかし、「入居者がいる状態(オーナーチェンジ)で売ると、相場よりかなり安くなる」と聞いて、不安を感じていませんか? 投資家や不動産会社に無知につけ込まれ、不当に安く買い叩かれて損をするのではないか。 あなたがそんな焦りや無力感を感じてしまうお気持ちは、痛いほどよく分かります。
ここだけの話、オーナーチェンジ物件の価格が安くなるのは、不動産市場の仕組み上、ある程度は避けられない宿命です。 しかし、「なぜ安くなるのか」の裏側を正しく理解すれば、不当な値引きをブロックすることは可能です。 そして、あなたが最終的に受け取る「手元に残るお金」を最大化する論理的な方法も、確実に存在します。
この記事では、専門用語や難しい言葉をできるだけ使わずに、オーナーチェンジ物件の価格が下落する本当の理由を解説します。 その上で、投資家に足元を見られず、手取り額を増やすための逆転戦略を分かりやすくお伝えします。
結論!オーナーチェンジ物件が安くなる3つの「本当の理由」
オーナーチェンジ物件の売却価格が安い理由とは、
①家賃の安さが直接価格を下げる計算方法(収益還元法)が使われること、
②部屋の中を見られない不安から投資家が過剰な値引きを要求すること、
③金利が上がって投資家のローン審査が厳しくなっていることの3点です。
これらは単なる「人気がないから」といった理由ではなく、明確な計算と事実に基づいています。 それぞれ、具体的にどういうことなのかを詳しく見ていきましょう。
理由1:家賃の安さが直接価格を下げる計算方法の罠
オーナーチェンジ物件を買うのは、自分が住む人ではなく「家賃収入を目的にした投資家」です。 投資家は、その物件の価格を決める時に「現在の家賃から計算して、どれくらいの利益が出るか」をシビアに計算します。 この計算方法を、不動産の業界では「収益還元法」と呼んでいます。
ここで、あなたにとって大きな罠となるのが「現在の家賃」です。 たとえば、周辺の家賃相場が12万円のマンションを持っていたとします。 空室であれば「12万円で貸せる物件」として高く評価されます。 しかし、10年前から入居している人がいて、当時の契約のまま「月額8万円」で貸しているとします。 日本の法律(借地借家法)では、オーナーの都合で家賃をいきなり12万円に値上げすることは極めて困難です。
すると投資家は、「この物件は月額8万円の利益しか生み出さない」という前提で物件価格を計算します。 空室なら3,500万円で売れる可能性があったとしても、現在の家賃が8万円という事実だけで、投資家の計算では2,100万円ほどにまで価格が下がってしまうのです。 このように、現在の家賃が相場より安いと、数千万円単位で物件の価値が下がってしまいます。
理由2:部屋の中を見られない不安からくる「過剰な値引き要求」
オーナーチェンジ売却の最大のデメリットは、「入居者がいるため、部屋の中を内覧できない」という点です。 不動産を買う側からすれば、中を見ないで数千万円の買い物をするのはとても怖いことですよね。
長年入居している物件の場合、お風呂やキッチンなどの設備が古くなっている可能性があります。 また、入居者の使い方が悪く、部屋がひどく汚れているリスクもゼロではありません。 そのため、購入を検討する投資家は、常に「最悪のケース」を想像します。
投資家は、「将来入居者が退去した時に、大がかりなリフォームが必要になるだろうから、その分の費用として最初から300万円値引きしてほしい」と要求してきます。 この「見えない不安に対する過剰な値引き要求」が、物件価格を大きく引き下げる原因になるのです。
理由3:金利が上がって投資家のローンが厳しくなっている
2025年から2026年にかけて、日本の金利は上がる傾向にあります。 実は、投資家が使う「不動産投資用ローン」は、一般の人が使う「住宅ローン」よりも金利が高く、銀行の審査も非常に厳しいのです。
銀行の金利が上がると、投資家がローンを返済した後に手元に残る利益が減ってしまいます。 利益が減るのを避けるため、投資家は「もっと高い利回り(高い収益率)が出る物件しか買わない」と考えるようになります。 投資家が求める利回りが高くなるということは、言い換えると「物件価格をさらに安く買わなければ割に合わない」ということです。 世の中の金利上昇は、ダイレクトにオーナーチェンジ物件の値下げ圧力として働いています。
【徹底比較】居住用の売却 vs オーナーチェンジの売却で価格が決まる仕組み
空室にして自分が住む人向けに売る場合と、オーナーチェンジで売る場合では、価格の決まり方が根本的に違います。 その違いを、分かりやすく比較表にまとめました。
| 比較項目 | 居住用としての売却(空室) | オーナーチェンジでの売却(賃貸中) | 売却価格への影響 |
|---|---|---|---|
| 買ってくれる人 | 自分が住みたい人(マイホーム目的) | 投資家(純粋な利益目的) | 買う人が少ないため価格が下がる |
| 使えるローン | 住宅ローン(金利が低く借りやすい) | 投資用ローン(金利が高く審査が厳しい) | 買える金額の限界が低いため下がる |
| 価格の決め方 | 周辺の取引相場をベースにする | 現在の家賃からの利益計算をベースにする | 家賃が安いと大幅に価格が下がる |
| 部屋の内覧 | きれいに掃除して見てもらえる | 図面と外観だけで判断される | 見えない不安で値引きされやすい |
ターゲット層と買える金額の決定的な違い
自分が住むために家を買う人は、「子供の学区が良い」「景色が好き」といった感情的な価値も含めて物件を評価します。 しかも、金利がとても安い住宅ローンを使えるため、高い金額でも買うことができます。 一方で、投資家は「感情」を一切排除し、純粋に「お金が儲かるかどうか」だけでシビアに判断します。 このように、高い金額を出せる一般の人が買い手から外れてしまうため、価格競争が起きにくく、安く売らざるを得ないのです。
物件の評価方法の根本的な違い
空室の物件を売る場合は、「隣のマンションが3,000万円で売れたから、うちも3,000万円くらいで売れるだろう」という相場での比較が成り立ちます。 しかし投資用物件は、先ほど説明したように「今の家賃でいくら儲かるか」という利益の計算がすべてです。 この評価方法の違いがある限り、オーナーチェンジ物件が居住用物件と同じ価格で売れることは、ほぼありません。
不当な値引きを防ぎ、手元に残るお金を増やした売主様の実録
「オーナーチェンジ物件だから、安く買い叩かれるのは仕方ない」と諦める必要はありません。 ここで、株式会社イエツグのサポートを受けて、投資家からの理不尽な値引きを跳ね除けた売主様の成功事例を紹介します。
ある売主様は、購入を検討している投資家から、こんな厳しい値引き要求を受けて悩んでいました。 「室内が見えないから不安だ。水回りをすべてリフォームする前提で、300万円値引きしてくれないと買えない」 まさに、部屋を見られないことを理由にした、投資家特有の過剰な値引きの押し付けですよね。
不安をなくす「無料の建物検査」と「瑕疵保証」
そこでイエツグは、この理不尽な値引きを防ぐための対策を打ちました。 建物の状態を専門家がチェックする「無料ホームインスペクション(建物状況調査)」を実施したのです。 共用部分や建物の外観から痛みを調査し、「この建物はしっかり管理されており、大きな問題はありません」と客観的に証明するデータを投資家に突きつけました。
さらに、売却した後に万が一雨漏りなどが見つかっても、修繕費用をカバーできる「既存住宅瑕疵保証(かしほしょう)」を無料でつけました。 この2つの対策で、投資家が抱えていた「見えない不安」を完全に取り除いたのです。 結果として、投資家は300万円もの不当な値引き要求を取り下げ、売主様は希望していた価格で無事に物件を売却することができました。
下がった物件価格をカバーする「仲介手数料の定額制」
オーナーチェンジ物件の価格が、空室の物件よりも少し安くなってしまうのは、市場の仕組み上どうしても避けられない部分があります。 しかし、イエツグなら最終的にあなたの「手元に残るお金」を増やすことができます。 その秘密が、「仲介手数料の定額制(182,900円・税別)」です。
通常、不動産会社に売却を依頼すると、物件価格の「3%+6万円」という高額な仲介手数料を請求されます。 たとえば3,000万円の物件なら、約100万円もの手数料を支払わなければなりません。 しかし、イエツグであれば、物件価格がいくらであっても仲介手数料は定額の182,900円(税別)です。 この仕組みを利用すれば、他社に依頼するよりも100万円近くの無駄な費用を節約できます。
物件価格が相場より少し下がってしまったとしても、仲介手数料を大幅に削減することで、最終的な手取り額を増やすことができる。 これこそが、賢い売主様が実践している究極の作戦だと思いませんか?
オーナーチェンジ物件の不当な値下がりを防ぐ5つの対策 <リストスニペット>
投資家に買い叩かれず、少しでも高く売るための5つの対策をまとめました。
- 建物の状態を専門家に検査してもらう(インスペクションの実施) 目に見えない建物の状態を専門家の調査で証明し、投資家の不安を取り除きます。
- 売却後のトラブルを防ぐ保証をつける(瑕疵保証の付帯) 購入後の修繕リスクを保証でカバーすることで、過剰な値引き要求をブロックします。
- 家賃の入金履歴などを整理して見せる(レントロールの精査) 家賃の滞納がないことや、敷金の預かり状況を透明にし、物件の信用度を高めます。
- 将来の修繕にかかるお金の予測を立てておく(修繕計画の提示) 「いつ、いくらくらいのお金がかかるか」を事前にはっきりさせることで、投資家が過剰な修繕費を見込むのを防ぎます。
- 仲介手数料が安い、または定額の不動産会社を選ぶ 高額な手数料を節約し、売却価格が下がった分をカバーして、手元に残るお金を増やします。
最大の罠!「サブリース契約」がついている物件はなぜ売りにくいのか
オーナーチェンジ物件の中で、もっとも売却が難しく、価格が大きく下がってしまうのが「サブリース(一括借り上げ)契約」がついている物件です。 「家賃保証があるから安心」と思って契約したはずなのに、売却の場面ではこれが大きな足かせになります。
サブリース契約は、法律上「不動産会社があなたから部屋を借りている」という形になります。 日本の法律では、借りている人(この場合は不動産会社)の権利がとても強く守られています。 そのため、あなたが「物件を売りたいからサブリースを解約したい」と言っても、簡単には解約させてくれません。 多額の違約金を請求されたり、そもそも解約を拒否されたりするケースが後を絶ちません。
また、サブリース契約がついたままの物件は、投資家から非常に嫌われます。 なぜなら、投資家が自分で自由に家賃を決めたり、管理会社を選んだりすることができないからです。 結果として、サブリース物件は通常のオーナーチェンジ物件よりもさらに20%〜30%も安く買い叩かれることがあります。 もしあなたの物件にサブリースがついている場合は、違約金を払ってでも事前に解約すべきか、専門家と一緒に慎重な計算をする必要があります。
よくある質問(FAQ)
Q. オーナーチェンジで売却すると、空室の物件と比べて何割くらい安くなりますか?
A. 一般的に、同じ条件の空室物件と比較して10%〜30%ほど安くなる傾向があります。 現在の家賃が周辺の相場よりも極端に安い場合は、利益の計算上、さらに物件価格が大きく下落する可能性があります。
Q. 入居者に立ち退きしてもらってから、空室にして売却したほうがいいですか?
A. 空室にしてから一般の方向けに売る方が、高値で売却できる可能性は確実に高いです。 しかし、入居者に退去してもらうには、正当な理由と高額な立退料(家賃の6ヶ月〜12ヶ月分など)が必要になります。 立退料を払っても、それ以上に高く売れて利益が出るかどうか、事前にしっかりとした作戦を立てることが不可欠です。
Q. オーナーチェンジ物件を売るなら、不動産会社の「買取」と「仲介」のどちらが良いですか?
A. 少しでも手元にお金を残したいなら、広く買い手を探す「仲介」をおすすめします。 不動産会社が直接買い取る「買取」は、すぐに現金化できるメリットがありますが、仲介の相場よりもさらに2割〜3割ほど価格が安くなってしまいます。どうしても急いで売りたい事情がない限りは、まずは仲介で投資家を探すのが一番です。
まとめ:次はあなたの番です
オーナーチェンジ物件を売却する際、市場の仕組み上、価格が下がってしまうことは避けられません。 しかし、不安を理由にした「不当な値引きのブロック」と、「高額な仲介手数料の削減」を組み合わせれば、あなたが手にするお金をしっかりと守り、最大化することができます。
株式会社イエツグは、「仲介手数料の定額制(182,900円・税別)」と、安心の「無料インスペクション」で、大切なあなたの資産を守ります。 投資家に不当に買い叩かれたり、高い手数料で損をしたりせず、心から納得して笑顔で物件を手放しませんか? まずは無料査定で、あなたの物件が「本当はいくらで売れるのか」、そして「手元にいくら残るのか」を確かめてみましょう。 詳しくは、イエツグの無料相談ページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。




















不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士