「そろそろ家の水回りが古くなってきた…」「外壁の色褪せが気になる…」戸建てに住んでいると、いずれ直面するのがリフォームの問題です。しかし、いざ考え始めると「一体いくらかかるのか、見当もつかない」「悪徳業者に高額な請求をされたらどうしよう」といった、お金に関する大きな不安がつきまといますよね。
ご安心ください。リフォーム費用は、決してブラックボックスではありません。この記事では、不動産のプロである「イエツグ」が、戸建てリフォームの費用相場を「場所別」「予算別」に徹底的に分解し、あなたが知りたいリアルな価格感を明らかにします。
さらに、費用を賢く抑えるコツから、信頼できる業者の見分け方、見積もり書のチェックポイントまで、後悔しないために必要な知識を網羅しました。この記事を読めば、リフォームへの漠然とした不安は消え、自信を持って計画の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。
目次
【結論】戸建てリフォーム費用は3要素で決まる!まずは場所別の相場を掴もう
まず結論からお伝えします。戸建てリフォームの費用は、「どこを(場所)」「どんな材料で(グレード)」「どれくらいの広さで(規模)」工事するか、という3つの要素の掛け合わせで決まります。
つまり、全体の費用が分からなくても、場所ごとに分解して相場を把握すれば、おおよその予算感を掴むことは十分に可能です。この記事の一覧表を参考に、まずはあなたの家のリフォームにいくらかかるのか、具体的なイメージを掴むことから始めましょう。
この記事を読めば、あなたの家のリフォームにいくらかかるか、具体的な予算感が分かります
キッチン、お風呂、外壁…。場所ごとのリフォームにいくらかかるのか、その相場を知ることが、リフォーム計画の全てのスタートラインです。正しい相場観を身につければ、業者の見積もりが妥当かどうかも判断できるようになり、不要なトラブルを避けられます。
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【費用相場一覧表】戸建てリフォームは、まずここからチェック!
まずは、戸建てリフォームで特にご要望の多い場所の費用相場を一覧でご紹介します。ご自身が検討しているリフォームのおおよその価格帯をご確認ください。
水回りリフォームの費用相場(キッチン・浴室・トイレ・洗面所)
| 場所 | 工事内容 | 費用相場 |
| キッチン | システムキッチンの交換 | 50万~150万円 |
| 浴室 | ユニットバスの交換 | 50万~150万円 |
| トイレ | 便器の交換、内装 | 15万~50万円 |
| 洗面所 | 洗面台の交換、内装 | 15万~50万円 |
外装リフォームの費用相場(外壁・屋根)
| 場所 | 工事内容 | 費用相場 |
| 外壁 | 塗装(シリコン塗料/30坪) | 80万~150万円 |
| 屋根 | 塗装、葺き替え、カバー工法 | 50万~200万円 |
内装リフォームの費用相場(リビング・壁紙・床)
| 場所 | 工事内容 | 費用相場 |
| リビング | 壁紙・床の張り替え(12畳) | 20万~50万円 |
| 壁紙(クロス) | 張り替え(6畳) | 4万~6万円 |
| 床(フローリング) | 張り替え(6畳) | 8万~15万円 |
全面(フル)リフォームの費用相場
内装全体や水回りなど、広範囲に手を入れる場合は、500万円以上かかることが多くなります。間取りの変更を伴う大規模なリノベーション(スケルトンリフォーム)では、1,000万円を超えることも珍しくありません。
【場所別】戸建てリフォーム費用の詳細と価格帯別の工事内容
ここからは、特に需要の高いリフォームについて、費用が変動する要因や、価格帯によってどのような工事が可能になるのかを詳しく見ていきましょう。
1. キッチンリフォームの費用相場(50万~150万円)
費用は、キッチンのグレードと位置の変更があるかどうかで大きく変わります。 ・50万~80万円: 同じ位置での、標準グレードのシステムキッチンへの交換。 ・80万~120万円: I型から対面式への位置変更や、少しグレードの高いキッチン(食洗機付きなど)の導入。 ・120万円~: オーダーメイドキッチンや、壁の撤去など大規模な内装工事を伴うリフォーム。
2. 浴室・ユニットバスリフォームの費用相場(50万~150万円)
昔ながらのタイル張りなどの「在来工法の浴室」からユニットバスへ変更する場合、費用は高くなる傾向です。 ・50万~80万円: 既存のユニットバスを、同サイズの標準グレードのものに交換。 ・80万~120万円: 浴室暖房乾燥機やジェットバスなど、機能性の高いユニットバスへの交換。 ・120万円~: 在来工法の浴室の解体を伴う工事や、窓の設置、浴室の拡張など。
3. トイレリフォームの費用相場(15万~50万円)
便器のグレードと内装工事の有無が価格を左右します。 ・15万~25万円: 便器のみを、基本的な機能(ウォシュレットなど)のものに交換。 ・25万~40万円: タンクレストイレへの交換や、壁紙・床(クッションフロア)の張り替えを含む内装工事。 ・40万円~: 手洗いカウンターの新設や、和式から洋式への変更など、給排水管の工事を伴う場合。
4. 外壁塗装・サイディングの費用相場(80万~200万円)
家の大きさ(塗装面積)と、使用する塗料のグレードで費用が大きく変動します。 ・80万~120万円: 一般的な30坪程度の家で、耐久年数10~15年のシリコン塗料を使用した場合。 ・120万~160万円: フッ素塗料など、より耐久性の高い塗料を使用した場合や、外壁の補修が多い場合。 ・160万円~: 既存の壁を剥がして新しい外壁材(サイディング)を張る「張り替え」工事。
5. 屋根の葺き替え・塗装の費用相場(50万~200万円)
屋根の劣化状況によって、最適な工法と費用が変わります。 ・50万~80万円: 劣化が軽微な場合の「塗り替え(塗装)」工事。 ・80万~150万円: 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」。 ・120万円~: 既存の屋根を撤去して、下地から新しくする「葺き替え」工事。
【予算別】価格帯で見る戸建てリフォームで出来ること
「この予算で、どこまでリフォームできるの?」という疑問に、価格帯別でお答えします。限られた予算をどこに使うか、計画の参考にしてください。
予算100万円で出来ること(例:トイレ+洗面台の交換、部分的な内装)
水回りのうち、比較的安価なトイレと洗面所をセットで新しくしたり、リビングの壁紙と床を全面的に張り替えて雰囲気を一新したりすることが可能です。気になる箇所をピンポイントで解消するリフォームが中心となります。
予算300万円で出来ること(例:水回り4点セット、外壁塗装)
キッチン・浴室・トイレ・洗面所の水回り4点を、標準グレードで一新することが視野に入ります。あるいは、家全体の外壁塗装を行い、外観を美しく保ち、家の寿命を延ばすことも可能です。
予算500万円で出来ること(例:水回り+内装全体)
水回りを全てグレードアップし、さらにリビングや廊下などの内装も全面的にリフォームするなど、住まいの大部分を新築同様にリフレッシュできます。部分的な断熱改修などを加えることも可能です。
予算1,000万円以上で出来ること(例:フルリフォーム、間取り変更)
内装をすべて解体して作り直す「スケルトンリフォーム」や、間取りの大幅な変更、耐震補強など、大規模な改修が可能になります。建て替えに近いレベルで、住まいを根本から生まれ変わらせることができます。
【プロの視点】資産価値が「上がる」リフォーム、「下がる」リフォーム
リフォームは、単に住み心地を良くするだけでなく、家の資産価値を左右します。将来、家を売る可能性が少しでもあるなら、知っておきたい視点です。
資産価値が上がりやすいリフォーム(耐震補強、断熱改修、万人受けする設備)
家の基本的な性能を高めるリフォームは、資産価値の維持・向上に繋がりやすい傾向があります。具体的には、「耐震補強工事」や、窓を二重サッシにするなどの「断熱改修」、そして誰にとっても使いやすい最新のシステムキッチンやユニットバスなどです。
資産価値が下がってしまう可能性のあるリフォーム(個性的な内装、間取り)
逆に、あまりに個性的すぎる内装や、特殊な間取りへの変更は、将来の買い手を狭めてしまい、資産価値としてはマイナスに評価されることがあります。例えば、部屋を一つ潰して巨大なシアタールームにする、といったリフォームは、売却時には評価されにくい代表例です。
【イエツグ独自の提案】「住む」ためだけじゃない。「高く売る」ためのリフォームという選択肢
「リフォームしたいけど、費用がネック…」「リフォームしても、将来売る時に元が取れるか不安…」そんなお悩みをお持ちの方に、イエツグから新しい選択肢をご提案します。
イエツグなら、あなたの負担ゼロで「売却前リフォーム」が可能です
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リフォーム費用を賢く抑える5つのコツ
少しでもリフォーム費用を抑え、賢く計画を進めるための5つのコツをご紹介します。
1. 必ず3社以上から「相見積もり」を取る
適正価格を知るために、必ず複数の業者から見積もり(相見積もり)を取りましょう。1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。3社程度を比較することで、おおよその相場と、各社の強みが見えてきます。
2. 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
耐震補強や省エネ改修(断熱、高効率給湯器の設置など)、バリアフリー化といった特定のリフォームには、国や自治体から補助金が出ることがあります。利用できる制度がないか、事前にリフォーム会社や自治体の窓口に確認しましょう。
3. 住宅ローン減税(リフォームローン)を利用する
一定の条件を満たすリフォーム工事を行う場合、住宅ローン減税(控除)が適用され、所得税が戻ってくることがあります。リフォームローンを利用する際には、減税の対象になる工事かどうかを金融機関やリフォーム会社に確認しましょう。
4. 設備のグレードにメリハリをつける
キッチンや浴室などの設備は、グレードによって価格が大きく変わります。「人目に付く場所は少し良いグレードのものを、そうでない場所は標準的なもので」というように、こだわりたい部分と、コストを抑える部分にメリハリをつけることで、満足度を保ちながら費用を抑えられます。
5. 地元の信頼できる工務店に依頼する
大手リフォーム会社は安心感がありますが、広告費などが上乗せされ、費用が割高になる傾向があります。一方で、地元の工務店は、余計な経費がかからず、質の高い工事を適正価格で行ってくれる場合があります。口コミなどを参考に、信頼できる地元の業者を探すのも一つの手です。
失敗しないリフォーム会社の選び方と、見積もり書のチェックポイント
リフォームの成功は、良い会社選びで決まると言っても過言ではありません。後悔しないための会社の選び方と、見積もり書のチェックポイントを解説します。
1. 建設業の許可や資格を持っているか
500万円以上の大規模なリフォーム工事を行うには、「建設業許可」が必要です。また、担当者が「建築士」や「建築施工管理技士」といった資格を持っているかも、信頼できる会社を見極める一つの基準になります。
2. 実績や口コミを確認する
その会社のウェブサイトなどで、自分たちがやりたいリフォームに近い工事の実績が豊富にあるかを確認しましょう。また、第三者の口コミサイトなどで、実際に利用した人の評判を調べることも重要です。
3.【サンプル付】見積もり書のここをチェック!「一式」表記には要注意
良い会社は、見積もり書も丁寧なもの。材料費や工事費の内訳が細かく記載されているかをチェックしましょう。「〇〇工事一式」のような曖昧な表記が多い見積もり書は、後々のトラブルの元なので注意が必要です。不明な項目があれば、必ず契約前に説明を求めましょう。
戸建てリフォームに関するよくある質問
最後に、戸建てリフォームに関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. リフォームの工事期間はどれくらいかかりますか?
A1. 工事内容によりますが、目安は以下の通りです。 ・トイレ交換:半日~1日 ・ユニットバス交換:約1週間 ・システムキッチン交換:約1週間 ・外壁塗装:約2週間 ・全面リフォーム:2ヶ月~
Q2. ローンを組むことはできますか?
A2. はい、多くの金融機関で「リフォームローン」が用意されています。 住宅ローンに比べて金利はやや高めですが、無担保で借りられるものがほとんどです。住宅ローンと一体で借り換えることで、金利を抑えられる場合もあります。
Q3. 相見積もりを取る際の注意点はありますか?
A3. 各社に「同じ条件」で見積もりを依頼することが重要です。 希望する工事内容や、使いたい設備のグレードなどを統一しないと、金額だけを比べても意味がありません。また、断る際には正直に、かつ丁寧にその旨を伝えれば問題ありません。
その他の疑問点は専門家へ直接お問い合わせください
リフォーム計画には、個別の状況に応じた疑問がつきものです。どんな些細なことでも、専門家に相談するのが解決への一番の近道です。
イエツグでは、お客様からよく寄せられる質問もサイトで公開しています。
まとめ:リフォーム成功の鍵は情報収集と計画。正しい相場観で後悔のない選択を
戸建てリフォームの費用は、場所やグレードによって様々ですが、正しい相場観を持って情報収集し、しっかりとした計画を立てれば、決して怖いものではありません。むしろ、あなたの暮らしを豊かにし、家の価値をも高める素晴らしい機会です。
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イエツグは、単なる不動産会社ではありません。リフォームの資金計画から、売却を見据えたリフォーム戦略まで、お客様の人生に寄り添うパートナーです。
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不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士