「不動産を売買するなら、CMで有名な大手が安心だろうか?」
「いや、地元のことは地元の不動産屋が一番詳しいはずだ」
不動産会社選びで、このように迷う方は非常に多いです。人生で一番高い買い物、あるいは大切な資産の売却を任されるのですから、失敗したくないと考えるのは当然でしょう。
しかし、単に「会社の規模」だけで選んでしまうと、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。実は、大手には大手の、地元業者には地元業者の「強み」と「致命的な弱点」が存在するからです。
この記事では、不動産業界の裏側を知り尽くしたプロが、大手と地元不動産会社の違いを徹底比較します。さらに、会社の規模にとらわれず、あなたの利益を最大化するための「賢い選び方」と「第3の選択肢」についても詳しく解説します。後悔しないパートナー選びのために、ぜひ最後までお読みください。
目次
結論:大手と地元、どちらが正解かは「あなたの目的」と「物件」で決まる
いきなり結論ですが、「絶対に大手が良い」「絶対に地元が良い」という正解はありません。なぜなら、それぞれの会社が得意とする「エリア」「物件種別」「顧客層」がまったく異なるからです。
重要なのは、あなたの置かれている状況(売るのか買うのか、都心か郊外か、スピード重視か価格重視か)に合わせて使い分けることです。
1.【早見表】一目でわかる!大手と地元の特徴比較と得意分野
まずは、両者の特徴をざっくりと把握しましょう。
| 項目 | 大手不動産会社 | 地元不動産会社 |
| 対応エリア | 全国主要都市・広域 | 特定の市区町村・駅周辺 |
| 得意な物件 | 都心マンション、築浅戸建て | 郊外、築古、土地、アパート |
| 集客力 | ◎(自社顧客リスト、ブランド力) | △(ポータルサイト、店頭看板) |
| 情報の質 | 広く浅く(データ重視) | 狭く深く(地域密着情報) |
| 融通・柔軟性 | △(マニュアル対応が多い) | ◎(独自の交渉が可能) |
2.こんな人は「大手」がおすすめ:都心エリア・ブランド重視・売却を急がない
都心部の人気エリアにあるマンションや、比較的新しい戸建てを扱う場合は、大手不動産会社が有利です。大手は豊富な資金力を活かして広範囲に広告を出せるため、「高く買ってくれる購入希望者」のリストを大量に持っている可能性が高いからです。
また、企業としてのコンプライアンス(法令順守)意識が高いため、契約手続きの正確さや、万が一のトラブル対応への安心感を重視する人にも向いています。
3.こんな人は「地元」がおすすめ:郊外エリア・ニッチな条件・柔軟性重視
一方で、駅から遠い郊外の物件や、築年数が古い実家、農地などを扱う場合は、地元の不動産会社に軍配が上がります。彼らはその地域の地主や有力者との独自ネットワークを持っていることが多く、大手では拾いきれないニッチな需要を見つけ出すのが得意だからです。
また、「近所のスーパーはどこが安い」「学区の評判はどうだ」といった生活密着型の情報に精通しているため、地域限定で家を探している買主に対して強力な説得力を持ちます。
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【大手不動産会社】のメリット・デメリット|ブランド力の裏にある「囲い込み」のリスクとは?
「大手なら安心」というイメージは強いですが、その実態はどうなのでしょうか。組織力が生むメリットだけでなく、大企業だからこそ抱える構造的なデメリットについても理解しておく必要があります。
1.メリット:圧倒的な顧客リストと豊富な保証サービス
大手の最大の武器は、過去の取引で培った膨大な顧客データベースです。「このエリアでマンションが出たら買いたい」という購入待機客を常に抱えているため、物件情報を公開した瞬間にマッチングが成立することも珍しくありません。
また、売却後の設備トラブルを保証するサービスや、売れない場合に買い取る「買取保証」など、資金力を活かした付帯サービスが充実しているのも魅力です。
2.メリット:主要駅・人気エリアでの集客力はやはり強い
誰もが知っている有名な看板やCMの効果は絶大です。特に初めて不動産を購入する人は、「まずは知っている会社に行こう」と考える傾向があります。
そのため、主要駅周辺や再開発エリアなど、人の動きが活発な場所では、大手不動産会社に自然と多くの見込み客が集まります。人気エリアの物件を売却する場合、この集客力は大きな強みとなります。
3.デメリット:マニュアル対応で融通が利かないことも
一方で、組織が大きい分、業務はマニュアル化されています。「会社の規定でできない」と断られるケースも多く、個別の事情に合わせた柔軟な対応は期待しにくいでしょう。
例えば、「近所に知られないように広告を出さずに売りたい」といった要望や、「仲介手数料を少し値引いてほしい」といった交渉は、現場の営業マンの一存では決められず、断られることが一般的です。
4.注意点:「両手仲介」狙いの囲い込みリスクに警戒が必要
大手を利用する際、最も警戒すべきなのが「囲い込み」という悪習です。これは、自社で買主を見つけて売主・買主双方から仲介手数料をもらう(両手仲介)ために、他社から入った「買いたい」という問い合わせを意図的に断る行為を指します。
大手はノルマが厳しく、両手仲介を狙う傾向が強いため、結果として「売れる機会を逃す」「売却期間が長引く」という不利益を売主が被るリスクがあるのです。
大手並みの集客力と地元業者のような柔軟対応。イエツグなら両方のいいとこ取りが可能です
【地元不動産会社】のメリット・デメリット|独自情報の強さと集客力の不安
駅前の商店街にあるような、地域密着型の不動産会社。「入りにくい」と感じる人もいるかもしれませんが、実は彼らにしかできない仕事があります。
1.メリット:地主との繋がりによる「未公開物件」や地域情報の深さ
地元業者は、その街で何十年も商売をしていることが多く、地主や大家さんと深い信頼関係を築いています。「まだ公にはしていないけど、そろそろ売りたい」といった水面下の情報をいち早くキャッチできるのが彼らの強みです。
また、「あそこの土地は昔○○だった」「雨が降ると水が溜まりやすい」といった、データには表れない土地の記憶や特性を知っていることも、トラブル防止の観点で大きなメリットになります。
2.メリット:親身で柔軟な対応、大家さんとの直接交渉もしやすい
社長や少数のスタッフで運営しているため、決裁が早く、対応が柔軟です。例えば、賃貸物件を探す際に「ペット不可だけど、この猫1匹だけならどうにかならないか」といった相談に対し、大家さんに直接掛け合ってOKをもらってくれるような、泥臭い交渉をしてくれることがあります。
マニュアルにとらわれず、顧客一人ひとりの事情に寄り添った「人間味のある対応」が期待できるでしょう。
3.デメリット:IT化の遅れや、エリア外の対応力の弱さ
逆に弱点となるのが、ITリテラシーや広域への発信力です。ホームページが古くて見づらかったり、ポータルサイトへの掲載写真が暗かったりすると、今の時代の買主には魅力が伝わりません。
また、得意エリアを一歩出ると情報量や相場観が一気に薄くなるため、離れた場所への住み替えなどを相談するには不向きです。
4.注意点:後継者不足や担当者の「当たり外れ」が大きい場合も
小規模な会社では、担当者の能力がそのまま会社の能力になります。ベテランの素晴らしい担当者もいれば、知識が古くアップデートされていない担当者もいます。大手のように一定の教育研修を受けている保証がないため、「誰に当たるか」のギャンブル要素が強いともいえます。
また、近年は後継者不足で突然廃業してしまうケースもあり、長期的なアフターフォローに不安が残る場合もあります。
地元業者ではエリア外の対応が不安…全国対応のイエツグなら遠方の物件もスムーズに売買可能です
多くの人が誤解している「物件情報量」の真実と「レインズ」の仕組み
「大手に行けば、たくさんの物件情報を持っているはず」
「地元の不動産屋しか知らない物件があるはず」
このように思われがちですが、実はこれには誤解があります。日本の不動産業界には「レインズ(REINS)」という仕組みがあるからです。
1.「大手しか知らない物件」は実は少ない?レインズで情報は共有されている
レインズとは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営する、不動産会社専用の物件情報ネットワークです。売却依頼を受けた不動産会社は、基本的にこのレインズに物件情報を登録する義務があります。
つまり、一度レインズに登録されれば、大手だろうが街の小さな不動産屋だろうが、全国どの不動産会社でも同じ情報を見ることができるのです。現代において、情報の量そのものに大きな格差はありません。
2.レインズに載せない「未公開物件」の正体と、そのメリット・デメリット
ただし、例外もあります。レインズに登録する前の数日間や、あえて登録義務のない契約形態をとることで、「自社のお客様だけに紹介する未公開物件」として扱うケースです。
これは買主にとっては「掘り出し物」に見えますが、売主にとっては「広く買主を募る機会を失う」ことになりかねません。特に大手が「未公開」として囲い込む場合、自社の利益(両手仲介)を優先している可能性があるため注意が必要です。
3.会社規模よりも「レインズを正しく活用してくれるか」が重要
大切なのは、「どれだけ情報を持っているか」ではなく、「情報をオープンにして透明な取引をしてくれるか」です。
売却においては、レインズに即座に登録し、他社からの購入申し込みを拒まない会社を選ぶことが、高値売却への近道です。購入においては、レインズの全情報を隠さず見せてくれる会社を選ぶことが、理想の住まいに出会う鍵となります。
イエツグはレインズ登録を徹底し、囲い込みは一切行いません。透明性の高い取引をお約束します
会社規模より重要!「信頼できる不動産会社」を見抜く3つのチェックポイント
結局のところ、会社が大きいか小さいかよりも、担当者が信頼できるかどうかが成否を分けます。以下の3点をチェックして、パートナーを見極めましょう。
1.【売却】査定額の根拠(データ)を論理的に説明できるか
「大手だから高そう」「地元だから安そう」といったイメージではなく、提示された査定額の根拠を聞いてください。「近隣の○○マンションが3ヶ月前に○○万円で売れたから」といった具体的な成約事例やデータに基づいた説明ができる担当者は信頼できます。
逆に、「頑張ります!」「今ならキャンペーンで高くします」といった根性論やキャンペーン推しの担当者は避けた方が無難です。
2.【購入】メリットだけでなく、物件のリスク(デメリット)も伝えてくれるか
良いことばかり言う営業マンは信用できません。「この土地は日当たりが良いですが、前の道路が狭いので車の出し入れには注意が必要です」など、プロの視点でリスクも隠さず伝えてくれる担当者を選びましょう。
特にハザードマップや将来の周辺環境の変化など、ネガティブな情報を積極的に開示してくれるかどうかが、誠実さのバロメーターになります。
3.【共通】レスポンスの速さと、仲介手数料や諸費用の透明性
不動産取引はスピードが命です。質問に対する回答が遅いと、人気物件を逃したり、売却のタイミングを失ったりします。
また、契約前に「仲介手数料」や「その他にかかる諸費用」を明確に提示してくれるかどうかも重要です。後から「広告費」や「事務手数料」などの名目で不明瞭な費用を請求してくる会社とは、絶対に契約してはいけません。
仲介手数料は「一律定額」で明朗会計。コストを抑えて賢く売買するならイエツグへ
「大手vs地元」の枠を超えた第3の選択肢「イエツグ」の強み
ここまで大手と地元の比較をしてきましたが、実はもう一つ、新しい選択肢があります。それが、私たちイエツグのような「ITを活用した全国対応の次世代型不動産会社」です。
1.全国対応のネットワークとIT活用で「広域集客」を実現
イエツグは店舗数こそ大手には及びませんが、インターネットを最大限に活用することで、全国どこからでもアクセス可能な体制を整えています。特定のエリアに縛られず、日本全国の買主・売主をマッチングさせることが可能です。
オンラインでの相談や、IT重説(重要事項説明)にも対応しており、地元業者のような「距離の制約」がありません。
2.大手にはできない「仲介手数料定額制」でコストを大幅削減
大手の仲介手数料は、基本的に法定上限(3%+ 6万円)の満額請求です。しかしイエツグは、店舗運営費や広告費を削減し、「定額182,900円(税別)」という破格の手数料体系を実現しました。
物件価格が高くなればなるほど、一般的な3%の手数料との差額は大きくなります。例えば5,000万円の物件なら、150万円以上もの節約になるのです。これは、マニュアル通りの大手や、収益構造が古い地元業者には真似できない独自の強みです。
3.「売却×リフォーム」など、売主・買主目線の独自サービスが充実
さらに、単なる仲介だけでなく、売主様の負担ゼロでリフォームを行ってから売り出す「売却×リフォーム」プランや、購入後の「仲介手数料無料+キャッシュバック」など、お客様の利益を最大化するサービスを多数用意しています。
「大手か地元か」で迷う前に、「最も手元にお金を残せる会社はどこか」という視点で検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ:会社の規模に惑わされず、あなたの利益を最優先してくれるパートナーを選ぼう
不動産会社選びにおいて、「大手だから安心」「地元だから親切」という先入観は捨てましょう。それぞれにメリット・デメリットがあり、あなたの目的によって正解は変わります。
そして何より大切なのは、透明性の高い取引を行い、あなたの利益(手残り金額や住みやすさ)を最優先に考えてくれるパートナーを見つけることです。もし、コストを抑えつつ全国レベルのサービスを受けたいとお考えなら、ぜひ一度イエツグにご相談ください。
匿名OK!しつこい営業は一切なし。不動産会社選びで迷ったらイエツグへご相談ください
















不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士