不動産の売却や購入は、人生で最も大きな買い物のひとつ。その成否は、パートナーとなる「不動産会社」選びで9割決まると言っても過言ではありません。しかし、街に溢れる無数の不動産会社の中から、「本当に信頼できる一社」をどうやって見つければ良いのでしょうか?
「大手なら安心?」「地域密着型がいいの?」「担当者との相性って?」そんなあなたの悩みを解決するため、この記事ではプロの視点から、後悔しない不動産会社の選び方を徹底的に解説します。
この記事を読めば、「良い不動産会社」と「悪い不動産会社」を明確に見抜く判断基準が身につきます。最高のパートナーを見つけ出し、満足のいく不動産取引を実現するための、具体的な知識とテクニックを全てお伝えします。
目次
【結論】不動産会社選びは「会社」と「担当者」の二段階で考える
後悔しない不動産会社選びの最大の秘訣は、「会社」と「担当者」という2つのレベルで、それぞれ見極めることです。「良い会社」であることは大前提ですが、最終的にあなたの取引を動かすのは、目の前にいる「一人の担当者」です。この二段階の視点を持つことが、最高のパートナーシップを築くための鍵となります。
【会社編】大手不動産会社 vs 中小不動産会社(地域密着型)|どちらを選ぶべきか?
不動産会社は、大きく「大手」と「中小(地域密着型)」に分けられます。それぞれに一長一短があるため、どちらが良いと一概には言えません。ご自身の目的や価値観に合わせて選ぶことが大切です。
大手不動産会社のメリット・デメリット
- メリット:全国的なネットワークによる集客力、豊富な取引実績とデータ、ブランド力による安心感。
- デメリット:両手仲介を狙った「囲い込み」のリスク、担当者の異動が多い、マニュアル通りの対応になりがち。
中小不動産会社(地域密着型)のメリット・デメリット
- メリット:独自の地域情報やネットワークを持つ、社長自らが対応することも多く柔軟性が高い、一人の顧客を大切にする傾向。
- デメリット:広告力や全国的な集客力では大手に劣る、会社の規模や実績にばらつきが大きい。
結論:あなたに合った不動産会社はどっち?目的別のおすすめ
とにかく広く買主を探したい、ブランドの安心感を重視するなら「大手」。特定のエリアで、柔軟かつ親身なサポートを求めるなら「中小」が向いていると言えるでしょう。ただし、これはあくまで一般的な傾向です。最終的には、次の章で解説するポイントで、個々の会社をしっかりと見極める必要があります。
失敗しない!不動産会社選びで絶対にチェックすべき5つのポイント
会社の規模に関わらず、信頼できる不動産会社に共通するポイントがあります。ここでは、契約前に必ずチェックすべき5つの項目をご紹介します。
①免許番号と行政処分歴を確認する
会社の信頼性を測る第一歩は、宅地建物取引業の「免許番号」を確認することです。免許番号が古い(更新回数が多い)ほど、長く営業している証になります。また、国土交通省の検索システムで、過去に業務停止命令などの行政処分を受けていないかを必ずチェックしましょう。
②得意な物件種別・エリアが合っているか見極める
不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。マンション売買に強い会社、土地取引が得意な会社、特定のエリアに精通している会社など様々です。会社のウェブサイトで施工事例や取引実績を確認し、あなたの物件や希望エリアと、その会社の強みが合致しているかを見極めましょう。
③売却戦略・販売活動の具体性を比較する
売却を依頼する場合、「あなたの物件をどうやって売るのか」という具体的な戦略を聞きましょう。「ネットに載せるだけ」という会社より、「この物件のターゲット層は〇〇なので、△△という媒体でこういうアピールをします」と、具体的な販売活動プランを提示してくれる会社の方が信頼できます。
④ネットの口コミ・評判の正しい見方と注意点
ネットの口コミは参考になりますが、鵜呑みにするのは危険です。良い口コミばかりが並んでいる場合はサクラの可能性を疑い、悪い口コミは具体的な内容(担当者の対応、契約内容など)を確認しましょう。感情的な悪口ではなく、事実に基づいた批判が書かれている場合は、注意すべきサインかもしれません。
⑤査定額の「高さ」ではなく「根拠」の明確さで判断する
売却査定を依頼した際、最も高い査定額を提示した会社に安易に飛びついてはいけません。なぜその価格なのか、周辺の成約事例データなど、客観的な根拠を明確に説明してくれるかどうかが重要です。「高く売れますよ」という言葉より、「この価格なら3ヶ月以内に売れる可能性が高いです」という現実的な説明を信頼しましょう。
【担当者編】信頼できる「良い担当者」を見抜く7つの観察ポイント
良い会社を選んでも、担当者との相性が悪ければ、売買はうまくいきません。ここでは、本当に信頼できる「良い担当者」を見抜くための7つのポイントを解説します。
①メリットだけでなく、デメリットやリスクも正直に話すか
良い担当者は、あなたにとって耳の痛い情報も隠さずに伝えてくれます。物件の欠点や、売却活動に伴うリスクなどを正直に話してくれるのは、誠実さの証です。良いことばかり言う担当者には注意しましょう。
②専門用語を、あなたに分かる言葉で説明できるか
不動産取引には専門用語がつきものです。「媒介契約」「契約不適合責任」といった言葉を、専門知識のない方にもわかるよう、具体例を交えて丁寧に説明できるかどうかは、担当者の力量と顧客への配慮を示す重要な指標です。
③レスポンス(連絡)が早く、丁寧か
質問のメールを送ったのに丸一日返信がない、電話の折り返しが遅い、といった担当者は避けましょう。レスポンスの速さは、あなたの取引に対する真剣度の現れです。迅速かつ丁寧なコミュニケーションが取れることは、信頼関係の基本です。
④あなたの話を最後まで聞き、希望を深く理解しようとするか(ヒアリング力)
自社のセールストークを一方的に話すのではなく、あなたが「なぜ売りたいのか」「どんな暮らしをしたいのか」といった背景や想いを、親身にヒアリングしてくれるかを見極めましょう。深いヒアリング力が、最適な提案の土台となります。
⑤売却・購入の目的を達成するための具体的な提案力があるか
あなたの話を聞いた上で、「それならば、〇〇という方法もありますよ」「こういうスケジュールで進めるのがベストです」と、具体的な選択肢や戦略を提案してくれるかは、担当者の経験と能力の証です。ただの御用聞きではない、プロとしての提案があるかを確認しましょう。
⑥服装や言葉遣いなど、基本的なビジネスマナー
清潔感のある服装や、丁寧な言葉遣いといった基本的なビジネスマナーが身についているかも、社会人としての信頼性を測る上で重要なポイントです。高額な取引を任せる相手として、ふさわしい人物かを見極めましょう。
⑦初回面談で使える!担当者の力量を見抜く「魔法の質問リスト」
これらのポイントを確認するために、初回面談で使える具体的な質問リストをご用意しました。
- 「このエリアで、直近3ヶ月の間に成約した類似物件の事例を3つ教えてください」
- 「もし私が売主なら、この物件の売却にあたって最も懸念されるリスクは何ですか?」
- 「担当者さんの個人的な強みや、他の人には負けない得意分野は何ですか?」
イエツグは「担当者の質」に自信があります
私たちイエツグのスタッフは、全員が宅地建物取引士であることはもちろん、FPや住宅ローンアドバイザーといった複数の専門資格を保有しています。単なる物件の仲介だけでなく、お客様のライフプラン全体を見据えた、多角的で専門的なアドバイスをお約束します。担当者の専門性の高さで選ぶなら、ぜひ一度イエツグにご相談ください。
【危険】こんな不動産会社は絶対に避けろ!NGな会社・担当者の特徴ワースト5
ここでは、出会ってしまったらすぐに避けるべき、「悪い不動産会社」の典型的な特徴を5つ挙げます。
- 根拠なく高い査定額で契約を誘う(釣り査定):契約欲しさに、相場を無視した高額査定で気を引こうとします。
- 媒介契約をやたらと急かす:「今すぐ決めないと損しますよ!」などと、冷静に考える時間を与えずに契約を迫ります。
- 物件情報を隠して自社だけで買主を探そうとする(囲い込み):売主の利益より自社の利益(両手仲介)を優先する、悪質な行為です。
- 質問に対して曖昧な答えしかしない:知識不足か、何か都合の悪いことを隠している可能性があります。
- 常に上から目線で、態度が横柄:お客様と対等なパートナー関係を築く気がない証拠です。
【図解】あなたの損に直結!悪質な「囲い込み」の仕組みを徹底解説
特に注意すべき「囲い込み」とは、売却を依頼された不動産会社が、他の不動産会社に物件情報を紹介せず、自社だけで買主を見つけようとする行為です。これにより、より良い条件の買主が現れる機会を失い、売主は高く・早く売るチャンスを逃してしまいます。
(※ここに、囲い込みの仕組みを図で分かりやすく解説したイラストを挿入)
イエツグが「囲い込み」をしない、明確な理由
私たちイエツグは、仲介手数料が「定額制」のため、悪質な囲い込みを行うメリットが一切ありません。手数料が売却価格に比例しないため、自社で買主を見つけること(両手仲介)に固執する必要がないのです。私たちのビジネスモデルは、常にお客様の利益だけを追求し、広く情報を公開してでも、一日でも早く、一円でも高く売却することを目的としています。
不動産会社の選び方に関するよくある質問
最後に、不動産会社選びに関してよくある質問にお答えします。
Q1. 不動産会社には、まず何から相談すれば良いですか?
A1. 「まだ漠然としているのですが…」と正直に伝えることからで大丈夫です。良い不動産会社であれば、「売却と賃貸で迷っている」「まずは相場だけ知りたい」といった段階でも、親身に相談に乗ってくれます。まずは気軽に、あなたの現状と思いを話してみることから始めましょう。
Q2. 一度に何社くらいの不動産会社に相談するのがベストですか?
A2. 売却の場合は、まずは2〜3社に査定を依頼して比較検討するのがおすすめです。あまり多すぎると対応に手間がかかってしまいます。2〜3社の提案内容や担当者の対応をじっくり比較し、最も信頼できると感じた1社に絞り込むのが効率的です。
Q3. 担当者と合わない場合、変更してもらうことは可能ですか?
A3. はい、可能です。遠慮なくその会社の責任者(店長など)に相談しましょう。不動産売買は担当者との相性が非常に重要です。「どうも話しにくい」「提案に納得できない」と感じたまま進めるのは、お互いにとって不幸です。誠実な会社であれば、担当者の変更にも快く応じてくれます。
まとめ:良い不動産会社選びは、売買成功の9割を決める最重要ミッション
不動産会社の選び方について、会社の規模の比較から、具体的なチェックポイント、そして担当者の見極め方まで、詳しく解説しました。
良い不動産会社、良い担当者との出会いは、あなたの不動産取引を成功に導く最大の要因です。この記事で紹介した判断基準を元に、ぜひあなたにとって最高のパートナーを見つけ出しましょう。焦らず、じっくりと、あなたの大切な財産を託すにふさわしい相手かどうかを見極めることが、後悔しないための最も確実な道です。
不動産会社選びで迷ったら、イエツグに相談してみませんか?
どの不動産会社に相談すればいいか分からない。そんな時は、ぜひ一度イエツグの無料相談をご利用ください。私たちは、お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目指し、誠実で透明性の高いサービスをお約束します。あなたの不動産会社選びの「最初の相談相手」として、最適な道筋を一緒に考えます。





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不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士