今の不動産会社、本当に信頼できる?乗り換えを考えるべき10のサインと損しないタイミング・全手順

「媒介契約から3ヶ月経っても、売れる気配がまったくない…」

 「担当者からの連絡が遅く、質問しても的確な答えが返ってこない…」 

「会うたびに、値下げの話ばかりされる…」

もし、あなたがこんな不満や焦りを感じているなら

「このまま今の不動産会社に任せていて、本当に大丈夫だろうか?」という不安がよぎるのは当然です。

まず知っていただきたいのは、不動産会社の乗り換えは、決して特別ではありません。状況を好転させるための「あなたの正当な権利」です。しかし、その権利を正しく行使するには、タイミングや手順を間違えてはいけません。下手をすると、思わぬ違約金を請求されたり、かえって売却が長期化したりする危険性もはらんでいます。

この記事では、不動産取引のプロが、あなたが「乗り換えるべきか否か」を客観的に判断する具体的な基準から、損をせずに円満に乗り換える全手順、そして「次の成功」を掴む新しいパートナー選びの秘訣まで、余すところなく解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたの不安は解消され、違約金などのリスクを回避しながら、自信を持って次のステップへと進めるはずです。

目次

これって乗り換えのサイン?後悔する前に確認したい10のチェックリスト

不動産会社の変更を考えるべきか、今のまま続けるべきか。その判断は非常に難しいものです。感情だけで動いて後悔しないため、まずはご自身の状況を客観的に見つめ直しましょう。

これから挙げる10個のサインに、もし一つでも当てはまれば、あなたの不動産会社はパートナーとして十分に機能していないかもしれません。

売却活動が機能していないサイン

【サイン1】3ヶ月以上、売れる気配がない

不動産は3ヶ月で売れるのが一つの目安です。もちろん、物件や市況によって期間は変動します。しかし、3ヶ月を過ぎても内覧の問い合わせが極端に少ない、または全くない状況は、販売戦略に問題がある可能性があります。

【サイン2】法律で定められた活動報告がない

専任媒介契約は2週間に1回以上、専属専任媒介契約は1週間に1回以上、売主への活動報告が法律で義務付けられています。この報告を怠る、または内容がいつも同じで具体性に欠ける場合、その会社は誠実とはいえません。

【サイン3】「レインズ登録証明書」を渡さない

不動産会社は専任系の契約を結んだら、物件情報を「レインズ」へ登録する義務があります。この登録完了時に発行される「登録証明書」を渡さないのは、不正な「囲い込み」を疑うべき危険な兆候です。

【サイン4】広告や物件写真にやる気がない

SUUMOやHOME’Sに掲載されたあなたの物件を見てください。写真が暗い、枚数が少ない、魅力が伝わらない説明文。広告は買主の関心を引く最重要要素です。ここで手を抜く会社に、あなたの大切な家を売る資格はありません。

【サイン5】戦略なく「値下げ」ばかり提案する

内覧者が来ない理由を市場や物件のせいにし、安易に値下げばかり勧めてくる。これは戦略の放棄です。本当に売主を思う担当者なら、まず価格以外の改善点(写真、広告文など)を提案します。

担当者・会社への信頼に関わるサイン

【サイン6】連絡が遅い、返事がない

質問メールの返信は翌々日、電話をかけても折り返しが来ない。こんな担当者では、購入希望者が現れてもスムーズな交渉は期待できません。レスポンスの速さは、担当者の熱意そのものです。

【サイン7】質問に的確に答えられない

税金や法律の質問に「確認します」と言ったきり回答がない、または曖昧にごまかす。不動産取引には高度な専門知識が不可欠です。知識不足の担当者に、あなたの大切な資産は任せられません。

【サイン8】こちらの希望を聞かず、話を押し通す

あなたの希望やスケジュールを尊重せず、会社の都合ばかりを押し付けてくる。これは、あなたの代理人ではありません。良いパートナーシップは、対等なコミュニケーションから生まれます。

【サイン9】査定価格の根拠が曖昧

契約前に提示された査定価格の根拠は明確でしたか。客観的なデータを示さず、ただ高いだけの金額で契約(媒介契約ほしさの「高預かり」)を迫られた場合、苦しむのはあなた自身です。

【サイン10】そもそも担当者と相性が悪い

これは非常に重要なポイントです。どんなに会社の評判が良くても、担当者と人間的に合わなければ、売却活動は大きなストレスになります。「なんとなく話しにくい」「信頼できない」というあなたの直感は、信じるべきです。


一つでも当てはまったら要注意です。現在の売却活動が適切かどうか、イエツグの専門家が無料で診断します。しつこい営業は一切ありませんので、お気軽にご相談ください。
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乗り換えのベストタイミングは「媒介契約満了時」

不動産会社の乗り換えを考えたとき、最も気になるのが「いつ動くべきか」というタイミングです。結論から言うと「媒介契約の期間満了時」です。

なぜ契約満了時がベストなのか。あなたが結んでいる契約の種類ごとに、その理由を解説します。

専任媒介・専属専任媒介契約の場合(3ヶ月が満了期間)

ほとんどの不動産会社との契約は、この「専任媒介契約」か「専属専任媒介契約」のどちらかです。これらの契約には、法律で「有効期間は3ヶ月を超えてはならない」というルールがあります。

そして重要なポイントは、この契約が自動更新されないことです。つまり、3ヶ月の期間が満了した時点で、あなたが「更新しません」と伝えるだけで、契約は完全に終了します。違約金も発生せず、不動産会社と揉めることもありません。これが、契約満了時が最も安全で確実な乗り換えタイミングである理由です。

焦って契約期間の途中で解約を申し出て、トラブルを招く必要はありません。まずはあなたの契約書を確認し、満了日がいつなのかを把握しましょう。そして、その満了日の3週間ほど前から、次のパートナー探しを始めるのが賢い動き方です。

一般媒介契約の場合

複数の不動産会社と同時に契約できる「一般媒介契約」を結んでいる場合、乗り換えのタイミングは比較的自由です。この契約には、専任媒介のような厳しい期間の縛りはありません。

そのため、他の会社とより条件の良い契約を結びたいと考えたとき、いつでも乗り換えを検討できます。ただし、すでに紹介を受けて内覧した買主候補がいる場合など、マナーとして事前に担当者へ一報を入れるのが、スムーズな移行のコツです。


契約の更新時期が近づいているなら、次のパートナーを探し始める絶好のタイミングです。イエツグがご提案できる新しい売却戦略や、仲介手数料がいくらお得になるか、まずはご確認ください。
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契約期間中でも「違約金なし」で解約できるケース

「契約満了まで待てない」という場合。基本は契約期間中の解約を推奨しませんが、不動産会社側に明らかな落ち度があれば話は別です。

これから説明するケースに当てはまる場合、あなたは違約金を支払うことなく、契約を解除できる可能性があります。

ケース1:報告義務違反

専任媒介契約や専属専任媒介契約では、不動産会社から売主へ定期的な業務報告が法律で義務付けられています。この報告を会社が怠った場合、それは契約違反です。あなたはそれを理由に契約を解除できます。

ケース2:レインズ未登録・囲い込み

物件情報を他の不動産会社へ共有するシステム「レインズ」。ここへの登録は専任媒介契約での不動産会社の義務です。登録を怠ったり、他社からの問い合わせを意図的に断る「囲い込み」行為が発覚したりした場合、それは明確なルール違反です。即刻解約を主張できる正当な理由になります。

ケース3:著しく誠実さを欠く行為

物件について虚偽の説明をされた。売却活動を全く行っていない形跡がある。このような不動産会社の対応は、社会通念上、著しく誠実さに欠けると判断される場合も、契約解除の理由となり得ます。ただし、この判断は難しいため、専門家への相談が賢明です。


もし不動産会社の契約違反が疑われる場合は、すぐに専門家へご相談ください。イエツグでは、お客様の正当な権利を守るお手伝いをいたします。まずは無料相談でお話をお聞かせください。
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乗り換えで費用を請求される3つの危険なケース

不動産会社の乗り換えはあなたの権利です。しかし、ルールを無視した乗り換えは、思わぬ費用請求につながる可能性があります。

特に注意すべき3つの危険なケースを解説します。これらに当てはまると、広告費や違約金を請求されることがあります。

危険なケース1:自己都合で契約期間中に解約する

不動産会社側に落ち度がないにもかかわらず、「他に良い会社を見つけたから」といった自己都合で契約期間の途中で一方的に解約した場合。これはルール違反にあたります。この場合、不動産会社がそれまで売却活動に使った広告費などの実費を請求される可能性があります。

危険なケース2:専任系契約中に、他社で契約を決める

「専任媒介契約」や「専属専任媒介契約」を結んでいる期間中に、他の不動産会社に仲介を依頼し、売買契約を成立させた場合。これは明確な契約違反です。ペナルティとして、本来支払うはずだった仲介手数料に相当する額を、違約金として請求されます。

危険なケース3:購入申込み後に、身勝手に変更する

特定の買主から購入の申込みが入り、価格や条件の交渉が具体的に進んでいる段階での乗り換え。これは、交渉相手である買主や売主、そして不動産会社に対して著しく不誠実な行為です。場合によっては、損害賠償問題に発展するリスクもゼロではありません。


このような金銭的リスクを確実に回避するには、不動産取引のプロによるサポートが不可欠です。イエツグは、お客様が不利益を被らないよう、透明性の高いサービスで円満な乗り換えをサポートします。
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円満に乗り換えるための4ステップ

実際に乗り換えることを決めたら、計画的な行動が大切です。感情的にならず、これから説明する4つのステップに沿って冷静に進めれば、スムーズに乗り換えられます。

ステップ1:契約満了の3週間前から、次のパートナーを探し始める

現在の契約が終わる前に、水面下で次の依頼先を探し始めましょう。新しい会社選びには比較検討する時間が必要です。契約満了と同時に新しい会社での販売活動をスタートできるよう、余裕を持ったスケジュールを組みます。

ステップ2:契約満了の2週間前に、更新しない意思を伝える

現在の不動産会社には、契約満了の2週間前までには契約を更新しない意向を伝えます。後々のトラブルを避けるため、電話だけでなくメールなどの書面で伝えるのが確実です。理由を詳細に話す義務はありません。

【例文】波風立てない断り方のメール
件名:媒介契約の満了に関するご連絡

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇月〇日にて満了となります媒介契約の件ですが、今回は更新を見送らせていただきたく、ご連絡いたしました。

これまでご尽力いただき、誠にありがとうございました。

ステップ3:現在の契約満了後、新しい会社と媒介契約を結ぶ

現在の契約が正式に終了したことを確認してから、新しい不動産会社と媒介契約を締結します。専任媒介や専属専任媒介の場合、二重契約は明確な契約違反です。絶対に同時に契約してはいけません。

ステップ4:レインズから物件情報が削除されているか確認する

最後に、前の会社がレインズからあなたの物件情報を削除したかを確認します。情報が残ったままだと、新しい会社が登録できず、販売活動に支障が出ます。新しい担当者に確認してもらうのが確実です。


このステップで乗り換えは進められますが、成功の9割は「新しい会社選び」で決まります。仲介手数料定額制で、お客様の利益を最大化するイエツグのサービスをぜひ一度ご検討ください。
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購入時の乗り換えと仲介手数料

売却時とは異なり、購入時の不動産会社乗り換えは、より慎重な判断が求められます。物件を案内した不動産会社には「買主を紹介した」という事実が残るため、トラブルに発展しやすいからです。

しかし、乗り換えを検討すべき、たった一つの理由があります。それが「仲介手数料」です。

「この物件、他の会社で仲介できますか?」は可能

結論から言うと、他社が広告している物件でも、別の不動産会社を通して購入することは原則可能です。不動産情報は「レインズ」というシステムで共有されており、多くの物件はどの会社でも取り扱えます。

そのため、「物件は気に入っているが、担当者の対応や仲介手数料に不満がある」という場合、会社を変更する選択肢が生まれます。

ケーススタディ:乗り換えで諸費用を100万円以上削減した事例

あるお客様は、他の不動産会社で4,000万円の物件を紹介されました。その会社の仲介手数料は約138万円。しかし弊社イエツグに乗り換えたことで、仲介手数料は定額の約20万円になりました。

結果として、諸費用を100万円以上も削減。浮いた費用で欲しかった家具を購入したり、リフォームに充てたり。乗り換えという選択が、より豊かな新生活につながるケースは少なくありません。


「この物件、もう少し安くならないかな…」そう思ったら、まずイエツグにご相談ください。


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乗り換え先選びで失敗しない5つのポイント

不動産会社の乗り換えを成功させる上で、最も重要なのが「次の会社選び」です。今の会社と同じ過ちを繰り返さないため、以下の5つのポイントを基準に、信頼できるパートナーを慎重に見極めましょう。

ポイント1:手数料の明確性

仲介手数料の安さはもちろん重要です。しかし、それ以上に「なぜその手数料で運営できるのか」を明確に説明できる会社を選びましょう。広告費や人件費の削減など、企業努力によって低価格を実現している会社は信頼できます。

ポイント2:「囲い込みをしない」姿勢

売主の利益を損なう「囲い込み」をしないと、会社の姿勢として明確に打ち出しているか。これは誠実さを見極める重要な指標です。あなたの物件を広く、多くの購入希望者に届けてくれる会社を選びましょう。

ポイント3:客観的データに基づく提案力

感覚や経験則だけでなく、市場データや成約事例といった客観的な根拠に基づいて査定や売却戦略を提案してくれるか。納得感のある説明をしてくれる担当者は、信頼できるパートナーの証です。

ポイント4:担当者の対応速度と専門知識

連絡の速さは、担当者の熱意を測るバロメーターです。加えて、税金や住宅ローン、インスペクション(建物状況調査)など、不動産取引に関わる幅広い専門知識を持っている担当者は、あなたにとって心強い味方になります。

ポイント5:具体的なお客様の声

実際にその会社を利用したお客様の声、特に「なぜ良かったのか」が具体的に書かれている口コミは、信頼できる情報源です。良い評判が多く、お客様に選ばれている会社には、選ばれるだけの理由があります。


この5つのポイント、すべてクリアしているのがイエツグです。透明性の高い料金体系と、お客様第一のサービスで、あなたの不動産取引を成功に導きます。まずはお気軽にお問い合わせください。
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不動産会社の乗り換えに関するFAQ

Q1. 担当者だけを変えてもらうことはできますか?

A1. 可能です。まずはその会社の責任者に相談してみましょう。ただし担当者個人の問題ではなく、会社の営業方針や体質そのものに不満の原因がある場合、担当者を変更しても根本的な解決には至らないケースも少なくありません。

Q2. 何度も会社を変えると「出回り物件」になって売れにくくなりませんか?

A2. その可能性はあります。短期間に担当会社が何度も変わる物件は、市場から「何か問題がある物件なのでは?」という印象を持たれ、買い手がつきにくくなることがあります。だからこそ乗り換えは慎重に行い、次の会社選びで失敗しないことが非常に重要です。

Q3. 次の不動産会社に、前の会社の悪口を言うべきですか?

A3. 感情的な悪口を言う必要はありません。しかし「2週間に1度の報告がなかった」「レインズに登録してくれなかった」といった客観的な事実を伝えることは、新しい担当者があなたの状況を正確に理解し、適切な販売戦略を立てる上で有益な情報となります。


より具体的なご相談は、下記よりお気軽にご連絡ください。
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まとめ

不動産会社の乗り換えは、有効な手段です。成功の鍵は、タイミングと手順、そして何より「次のパートナー選び」にあります。

仲介手数料の透明性や、売主・買主の利益を最優先する姿勢。そういった基準で不動産会社を改めて見極めることが、あなたの不動産取引を成功に導く第一歩です。

もし今の不動産会社に少しでも疑問を感じているなら、一度イエツグへご相談ください。あなたの状況に最適な解決策を一緒に考えます。


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