この記事で分かること
- 変動金利の金利が変わる仕組み
- 5年ルールと125%ルールの仕組み
- 5年ルールと125%ルールの注意点
5年ルールと125%ルールは返済額の急増を抑える仕組み。ただし、元金や利息が免除されるわけではないよ。
執筆者 丹拓也

目次
変動金利の金利が変わる仕組み

住宅ローンの金利は今後どうなる?
日本銀行は2025年12月に政策金利を0.75%程度へ引き上げました。変動金利の基準金利や優遇幅、変更時期は金融機関ごとに異なり、政策金利と同じ幅・同じタイミングで動くとは限りません。 「しばらく上がらない」「必ず上がる」と断定せず、自分に適用される金利と返済額の見直し条件を金融機関へ確認してください。5年ルールとは返済額を5年ごとに見直す仕組み

5年ルールで金利が上がった場合をシミュレーション
5年ルールが適用されると、金利が上昇しても返済額が見直されるタイミングでない場合は、返済額のうち住宅ローンの借入元本と銀行側の収益となる利息の内訳が変わるのみとなります。 たとえば、毎月の返済額が10万円で、借入当初の内訳が元本5万円、利息5万円であるケースで考えてみましょう。このケースで借り入れた住宅ローンは、返済額が一定である元利均等方式とします。 住宅ローンを組んだ半年後に金利が上昇してしまい、利息が5万円から6万円に増えると、本来は元本5万円と利息6万円の合計11万円を支払わなければなりません。 しかし5年ルールが適用されると、以下の図のように月々の支払額10万円はそのままで、元本の返済額を5万円から4万円に減額され、利息が5万円から6万円に増えるのです。
続いて「125%ルール」について解説していくよ!
125%ルールとは返済額見直し時の上限を定める仕組み


変動金利の5年ルールと125%ルールの注意点

調整された元本が免除されるわけではない
5年ルールや125%ルールによって金利が上昇すると、返済額のうち元本部分が減って利息部分や実際の返済額が調整されます。しかし調整された分の元本は、返済を免除されたわけではありません。 最終返済時に元金や未払利息が残った場合の取扱いは契約内容によって異なります。一括返済を求められる場合もあるため、金融機関の商品説明書と契約書を確認してください。 また元利均等方式の住宅ローンを組んでいた場合は、金利が大幅に上昇し利息負担が返済額を超えると未払い利息が発生して元本が減らなくなる可能性もあります。 そのため変動金利を組む場合は、将来金利が上昇した場合に、住宅ローンの一部もしくは全部を繰り上げ返済できるように返済資金を貯蓄しておくと安心です。5年ルールと125%ルールが適用されない商品もある
5年ルールと125%ルールは、すべての変動金利に共通する法定ルールではありません。三菱UFJ銀行は、変動金利かつ元利均等返済では両ルールがあり、元金均等返済にはないと案内しています。ほかの金融機関でも商品・返済方法により取扱いが異なります。 古い銀行名の一覧で判断せず、検討中の商品説明書で「適用金利の見直し」「返済額の見直し」「未払利息」の3点を確認しましょう。公式情報(2026年7月12日確認)
適用の有無や最終返済時の取扱いは金融機関・商品・返済方法で異なります。
まとめ:5年ルールがあっても金利上昇リスクは残る
5年ルールと125%ルールは、変動金利の返済額が急に増えるのを抑える仕組みです。ただし、すべての商品に適用されるわけではなく、返済額が据え置かれても利息負担や元金が免除されるわけではありません。 変動金利を選ぶ前に、金利が1%上がった場合の返済額、生活予備費、繰り上げ返済に回せる資金を確認しましょう。金融機関の商品説明書で、5年ルール・125%ルール・未払利息の取扱いを確認することも大切です。 弊社イエツグでは、FPや住宅ローンアドバイザーの有資格者が、あなたの住宅ローン選択を徹底サポートいたします。 イエツグでは、購入条件に応じて仲介手数料無料・成約お礼金、または18万2,900円(税別)の定額制をご案内しています。適用条件は物件ごとに異なるため、購入相談時にご確認ください。 お住まいの購入を検討されている方はもちろん、予算や住宅ローンのことがよくわからず購入を決めかねている方もまた、ぜひお気軽にご相談ください。
イエツグは、住宅とともに想いを”人から人に継ぐ”という願いから付けた社名です。仲介手数料を格安・定額にすることで、節約できた費用を住宅の質を向上させるために使っていただきたいと考えております。住まいを”継ぐ”には、耐震性や価値を向上することが不可欠だと思うからです。
イエツグ代表の私、丹は、元消防士。東日本大震災で多くの家屋が倒壊し、大切なものを失った方々を目の当たりにしたことにより、既存住宅の価値を上げ、良質な住宅を流通させることがこの国の急務なのではないかと考えるようになりました。小さな会社ではありますが、社員一同、同じ志を持って対応させていただいております。ぜひ一度ご相談ください。
監修者 品木彰

大手保険会社で培った知識と経験から、保険、不動産、税金、住宅ローンなど幅広いジャンルの記事を執筆・監修。













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