この記事で分かること
- 不動産会社がIT化で非対面営業に移行するメリット
- 非対面営業への移行に有効なIT技術
- お客様の視点から見た非対面営業のメリット
不動産会社のIT化は、消費者にとってもメリットが大きいと考えられるよ!
執筆者 丹拓也

目次
不動産会社がIT化で非対面営業に移行するメリット

非対面営業に移行するメリット
- 従業員が物件の見学時に犯罪やトラブルに巻き込まれる心配がない
- 不動産会社のコストを削減できる
- お客様とスケジュールを合わせる必要や遅刻をする心配がない
不動産会社を非対面営業にできるIT技術とは?

- スマートロック
- IT重説
スマートロックの導入
スマートロックとは、簡単にいうとスマートフォンやタブレットのような通信機器で物件の鍵を解錠できるようにする装置です。 取り扱い物件のドアにスマートロックを取り付けると、お客様は事前に個人情報と物件の見学日時を入力し、現地でスマートフォンなどをドアにかざすだけで、物件の鍵を開けられるようになります。 そのためスマートロックを取り付けた物件については、見学時に営業マンが鍵を持っていく必要はありません。 またスマートロックは、入退室履歴を記録することもできるため、物件見学に伴うさまざまな業務の効率化できます。 スマートロックの普及はまだまだこれからであるため、場合によっては初期費用が無料で導入できます。ランニングコストはかかりますが、それ以上の業務効率化や経費を削減できるはずです。 さらにスマートロックを導入している物件は、他の物件との差別化が可能です、そのためスマートロックの導入は、物件の売主様にとってもメリットがあるといえます。IT重説の活用
関連して、IT重説も確認しておくと、判断材料を整理しやすくなります。
IT重説とは、インターネットを利用して重要事項説明を行うことです。 物件を借りる場合の賃貸借契約や、物件を購入する際の売買契約を締結するときは、専門の資格を持った人から、重要事項の説明を必ず受けなければなりません。 IT重説を導入すると、お客様に店舗まで足を運んでもらうことなく、インターネット端末で書面を確認しながらビデオ通話を用いて、重要事項説明ができます。 お客様の中には、不動産の契約は対面で行う必要があると考えている人も少なくありません。しかし、携帯電話や保険などで店舗に行くことなく契約できる事例が増えているように、賃貸物件を取り扱う不動産会社のほとんどがIT重説に対応しています。 売買契約を取り扱う不動産会社に関しては、2020年時点で59社しかIT重説を導入していませんが、これから普及が進むことは間違いありません。 また物件の内見については、お客様に携帯電話を必ず現地に持っていってもらい、お客様から質問があれば営業マンがビデオ通話で回答すると良いでしょう。お客様視点から見た非対面営業のメリット

物件を気楽に見学できる
IT技術を活用して、物件の内見時に営業マンを同行しないようにすると、お客様は気楽に物件を見学できるようになります。 お客様の中には、不動産会社に対して「すぐに契約しないと煽ってこられるのではないか」「営業をすごくかけられるんじゃないか」というイメージを持っている方もいます。 そのようなお客様に対しては、物件の見学時に営業マンが同行するよりも、お客様だけで物件を見学できた方がありがたいはず。 私自身も一消費者の視点から考えると、不動産営業マンに色々言われることなく、自分たちの好きなときに好きなだけ物件を見学できる方が良いのではないかと思います。不動産会社に行かずに契約できる
IT重説を導入し非対面で契約できる仕組みを作ると、お客様は不動産会社に足を運ぶことなく契約できます。 不動産の契約では、店舗まで足を運んでもらったお客様と、重い空気の中、1時間や2時間ほどかけて不動産契約における条件などを確認していきます。 そのため「その条件なら契約するのをやめようかな」と、途中で考えを改めるお客様は珍しくありません。 しかし不動産会社で説明を受けていると、お客様は「ここで断ったら営業マンが困るかも」や「見学にも同行してもらったのに断ったら迷惑かな」と考えてしまいます。 ですが、お客様がご自身の意図しない契約を結んでしまい、疑問を感じながらその物件に住み続けることは、お客様にとって正しい選択といえるのでしょうか? IT重説を導入すると、お客様はご自身がリラックスできる環境で契約を結べます。さらに営業マンとお客様はビデオカメラ越しに会話するため、対面よりもお客様が契約を断りやすくなり、意に沿わない物件を契約してしまうリスクを回避できるのです。不動産業界のIT化が進まない理由

まとめ:不動産会社は積極的にITを導入しよう
IT技術を駆使して非対面営業にすることで、従業員は物件の見学時に従業員の同行が必要なくなり、従業員を犯罪やトラブル・感染症などさまざまなリスクから守れます。 また非対面の営業では、交通費のような経費を削減できるだけでなく、お客様とスケジュールを合わせる手間も省いて業務の効率化が可能です。 お客様の視点で考えた場合でも非対面営業は、物件をお客様だけで気楽に見学できるようになったり、契約時の負担を軽減できたりといったメリットがあります。 IT技術の導入には、設備の導入に費用や手間、時間などが必要です。しかし、IT技術を導入すると助成金を受け取れる場合もあるため、積極的に営業体制を見直してみてはいかがでしょうか。
イエツグは、住宅とともに想いを”人から人に継ぐ”という願いから付けた社名です。仲介手数料を格安・定額にすることで、節約できた費用を住宅の質を向上させるために使っていただきたいと考えております。住まいを”継ぐ”には、耐震性や価値を向上することが不可欠だと思うからです。
イエツグ代表の私、丹は、元消防士。東日本大震災で多くの家屋が倒壊し、大切なものを失った方々を目の当たりにしたことにより、既存住宅の価値を上げ、良質な住宅を流通させることがこの国の急務なのではないかと考えるようになりました。小さな会社ではありますが、社員一同、同じ志を持って対応させていただいております。ぜひ一度ご相談ください。
監修者 品木彰

大手保険会社で培った知識と経験から、保険、不動産、税金、住宅ローンなど幅広いジャンルの記事を執筆・監修。




























