この記事でわかること
- だれがどうやってIT重説を行うの?
- どんな社会実験が行われているの?
- 売買契約でIT重説はどのように役立つ?
重要事項説明のIT化は、売買する人の負担を大きく減らせる可能性があると注目されているんだよ。
社会実験は2020年9月30日までとなっていましたが、国土交通省の発表により新型コロナウィルス感染対策が継続して求められる状況から9月30日以降も社会実験が継続することが決定いたしました。2020年9月30日以降もイエツグでは、IT重説をご利用いただけます。
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執筆者 丹拓也

目次
不動産売買におけるIT重説とは?

そもそも重要事項説明って?
重要事項説明と聞くと、多くのお客様が「難しい」「早く終わってほしい」という怪訝そうな顔をされます。 しかし、この重要事項説明は不動産契約において非常に重要なものであり、国土交通省で有資格者からの説明を義務付けられている大切なことです。 そもそも重要事項説明とは、 「こんな契約内容だとは聞いていない!」「知らないままで契約してしまった…」 このようなトラブルを未然に防ぐため、契約締結前に「権利に関すること」や「土地や建物の規制について」など、契約の概要についての説明を行うものなのです。なんでIT重説がはじまったの?
重要事項説明のIT化を決めたのは、国土交通省です。国土交通省は、以下の目的のためにIT重説の運用を開始させました。- 時間コストや費用コストを軽減させる
- 日程調整の幅を広げる
- 自宅などのリラックスできる環境での重説
- 本人が外出できない場合でも重説が可能にする
意外とハードルが高いIT重説
一見画期的に思えるIT重説ですが、実は不動産会社にとってはハードルが高いもの。これまでの業務内容を大幅に変えてしまう可能性があり「便利そうだから明日からIT重説に変えますね」という訳にはいきません。 重要事項の説明は、宅建取引業法という不動産の法律に定められた業務のひとつです。 重要事項の説明は「宅地建物取引士という国家資格を有した者」が「宅建証を見せながら」「記名押印」を行うことが法律で義務化されています。 重要事項説明がIT化されても、この手順を省くことはできません。 このことから、IT重説化は以下の規則を守る必要があります。- 図面や書類を理解できるように視聴環境を整えること
- 宅建士が重要事項説明を行える環境にあるか映像や音声を確認していること
- 宅建証を画面に映し出せていること
国交省は、IT重説を本格運用するために2つの社会実験を行っているんだよ。
社会実験その1.賃貸取引におけるIT重説

IT重説に続いて書面もデジタル化へ
さらにIT化は重説だけには留まらず、重要事項説の説明書と契約書の電子交付(PDF化)に向けても動き出しました。この書面の電子交付については、2019年10月1日~12月31日まで社会実験が行われました。 デジタル書面の配布の流れは、以下の通りです。- 不動産会社がパソコンでデジタル書面を作成
- ファイルを暗号化し契約者に送信
- 契約者が暗号化された書面を受領
- 電子証明書にチェックを入れる
社会実験その2.個人売買におけるIT重説

IT重説は、誰でも簡単に取り入れられるものではないんだ。不動産売買のIT重説化には、注意点もあるんだよ!
売買取引のIT重説の注意点

- 賃貸借契約よりも売買契約時の重説の時間が長い
- 賃貸借契約よりも売買契約時の書面の枚数が多い
- 賃貸借契約よりも売買契約に関わる人数が多い
まとめ:アフターコロナにIT重説の普及が加速する可能性も!
社会実験が行われる不動産売買のIT重説。まだまだ課題点が残されているものの、スマホが普及している現代社会において、不動産業界のデジタル化は避けられないと感じています。 弊社イエツグでは不動産業界に新しい風を取り入れるべく、この度のIT重説の実験登録事業者となりました。これからの不動産業界を背負うために、画期的な取り組みにどんどんチャレンジしていきたいと考えています。 IT重説に興味のある方は、ぜひイエツグまでご相談ください。
イエツグは、住宅とともに想いを”人から人に継ぐ”という願いから付けた社名です。仲介手数料を格安・定額にすることで、節約できた費用を住宅の質を向上させるために使っていただきたいと考えております。住まいを”継ぐ”には、耐震性や価値を向上することが不可欠だと思うからです。
イエツグ代表の私、丹は、元消防士。東日本大震災で多くの家屋が倒壊し、大切なものを失った方々を目の当たりにしたことにより、既存住宅の価値を上げ、良質な住宅を流通させることがこの国の急務なのではないかと考えるようになりました。小さな会社ではありますが、社員一同、同じ志を持って対応させていただいております。ぜひ一度ご相談ください。
監修者 亀梨奈美




























