不動産会社選びで失敗しない!会社の種類と正しい選び方について

マイホームやマンション購入にあたって、お世話になることが多い不動産会社。物件を購入するにあたり、パートナー的な存在といっても過言ではありません。

しかし、一口に「不動産会社」といってもその実態はさまざま。不動産会社にはいくつか種類があるため、正しい選び方を把握しておく必要があります。そこで、今回は「不動産会社の種類」と「不動産会社の正しい選び方」について詳しくご紹介します。

執筆者 丹拓也執筆者 丹拓也
株式会社イエツグ代表取締役。
不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士

不動産会社は大きく4種類

不動産会社は大きく4種類に分類することができ、それぞれ役割が大きく異なります。

不動産開発会社

不動産開発会社とは、「街づくり」を目的として不動産開発を行っている場合が多い不動産会社です。「デベロッパー」とも呼ばれる不動産会社で、一戸建てよりもマンションの開発に携わっていることが多く、主に「売主」の立場にあることがほとんどです。

会社自身で販売まで行っているケースもありますが、多くのケースでは販売業務を「販売代理会社」に委託していることが多く、メインの業務は「開発業」となります。

不動産販売代理会社

不動産販売代理会社とは、不動産開発会社から委託を受けて不動産販売を行う役割を担っています。

不動産販売代理会社の中にもいくつか種類があり、「新築物件の販売をメインとする不動産会社」「複数の不動産会社と連携をとって販売する不動産会社」「特定の不動産会社のみから委託を受ける不動産会社」などがあります。

複数の物件を取り扱っていることから、不動産情報が豊富で自身に合った不動産を見つけやすいのが特徴です。

不動産仲介会社

不動産仲介会社とは、不動産販売会社とやや似ている役割を担っている不動産会社です。

売主と買主との契約を仲介していて、契約手続きのほか契約条件や売買条件の調整や、買主からの要望に応じた情報収集などを行っています。

主に中古物件をメインに取り扱っており、情報量も豊富であることから「まずは相談してみたい」という方にもおすすめ。希望条件を伝えることで、希望に近い物件を探してもらうことができます。

不動産管理会社

不動産管理会社とは、物件の管理業務をメインとした不動産会社です。

不動産の売買では直接関わることはなく、主に売主や不動産オーナーから依頼を受けて物件を管理します。具体的には「物件の清掃・メンテナンス」「入居者からのクレーム対応」「家賃管理」「契約管理」などを行っており、買主の場合は「マンション入居後」に関わることが増える不動産会社です。

不動産会社の選び方

上述した通り、不動産会社は大きく4種類があり、そのうえ様々な不動産会社が運営されています。中には買主に不親切な不動産会社や、悪質な不動産会社もあるため、慎重に不動産会社を選ばなければなりません。

ここからは、不動産会社の正しい選び方について詳しくご紹介します。

まずは各不動産会社の種類と特徴を把握する

まず挙げられるのが「各不動産会社の種類と特徴を把握する」というものです。

本記事前半でも触れた通り、「開発会社」「販売代理会社」「仲介会社」「管理会社」と不動産会社には種類があり、それぞれ担う役割が大きくことなります。

そのため、まずはそれぞれの特徴を把握し、自身が不動産会社に希望する内容と照らし合わせたうえで、どの不動産会社が適しているかを考えなければなりません。

「希望に合った中古物件を探して欲しい」という場合は仲介会社、「新築情報を知りたい」という場合は開発会社、といったように状況に応じて不動産会社を利用することが大切です。

「仲介手数料無料」の会社に注意

不動産会社を選ぶにあたり、「仲介手数料無料」を謳っている会社には十分注意しましょう。

仲介手数料とは、売主と買主の仲介を担ううえで徴収する手数料のことで、売買価格の35%の金額が発生します。

なるべくコストを抑えたい方にとっては、やや負担の大きい手数料。しかし、不動産会社の中には「仲介手数料無料」を謳っているケースがあります。

仲介手数料無料の物件自体は、決して悪質なものではないものの、仲介手数料を徴収しない分「広告料」でカバーされているのが事実。人気のない物件や、条件がイマイチの物件が紹介されることが少なくありません。

「仲介手数料が無料だから」と、即欠してしまうのではなく、物件情報や売買条件などを確認したうえで検討しましょう。

資金計画を立てることを勧める会社を選ぶ

良心的な不動産会社の場合、「資金計画」の必要性を丁寧に説明してくれること、資金計画を立てることを勧めてくれることが多いです。

マンション、一戸建て問わず売買の取引額は非常に高額。人生の中で最も大きな買い物といっても過言ではありません。仮に、不動産購入が失敗してしまったり、購入後に後悔したりするようなことがあれば、大きな損失となってしまうかもしれません。

こうした場合を踏まえ、良心的な不動産会社は買主に資金計画を立てることを勧めてくれます。逆に、「大丈夫でしょう」「それくらいなら問題ありません」など、曖昧な返答で購入を進めてくるような不動産会社には要注意。買主の将来まで考えず、目先の利益を重視している可能性が高いです。

不動産会社を選ぶ際には、慎重に買主のことを考えてくれる会社を選ぶことをおすすめします。

「リスク」について誠実に話してくれる会社を選ぶ

規模の大小に差はありますが、どんな物件にも「リスク」はつきものです。こうしたリスクを誠実に話してくれる不動産会社は良心的な不動産会社であり、信頼できるといえるでしょう。

不動産に関するリスクとしては、「極端に安いが欠陥がある住宅」「相場より高いが住宅の質は平均的で、単純に上乗せされているだけ」などがあります。

良心的な不動産会社の場合は「価格は安いですが、地盤が安定していないというデメリットがあります」などのように、リスクをしっかりと説明してくれるもの。逆に、「この安さはキャンペーン中で、特別価格だからです」「悪い点は全くありません。おすすめの一件です」など、リスクを積極的に提示しないような不動産会社は、不親切といえるでしょう。

対応が早い不動産会社を選ぶ

レスポンスの早い不動産会社を選ぶことも、選び方としては重要です。

仕事の早さは「買主に対する誠実さ」「仕事の正確さ」などが伺えるもの。問い合わせた際に、すぐに連絡が返ってくれば、買主としても安心して取引ができるでしょう。

「不在着信ではその日のうちに折り返してくれる」「希望する物件情報を正確に、丁寧にまとめておいてくれる」など、こうした対応があるかチェックしてみてください。

不動産会社選びは「種類」と「選び方」を把握してから

不動産会社には4つの種類があり、そのうえ様々な会社が存在しています。そのため、不動産会社選びで失敗しないためにも「不動産会社の種類」や「不動産会社の正しい選び方」について把握しておかなければなりません。

現在、不動産会社探しをしている方や、これから不動産会社探しを行う方は、本記事を参考にしながら良心的な不動産会社を探してみてください。

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