この記事でわかること
- 住宅ローンを組む際に火災保険の加入が必須な理由
- 火災保険の補償内容や保険金額の目安、保険料の相場
- 火災保険を選ぶ際のポイント
執筆者 丹拓也

目次
住宅ローンを組む際は火災保険への加入が必須!質権の設定が必要な場合も

金融機関によっては質権が設定される
金融機関によっては、火災保険の保険金を請求する権利に質権の設定を求められます。 保険金請求権に質権が設定されていると、火災によって住宅が損害を受けて保険金を請求した場合に、質権者である金融機関が代わりに受け取ります。 質権が設定されている火災保険は、金融機関の同意なしでは解約できません。質権がなくなるのは、住宅ローンの返済が終了し質権の消滅手続きをしたときです。 金融機関によっては質権の設定が不要な場合もあるため、住宅ローンを借り入れる金融機関を選ぶときに確認しましょう。火災保険の保険料相場はいくら?ローンに組み込める?

火災保険の補償内容と補償対象

火災保険の補償範囲
- 火災・落雷・破裂・爆発
- 風災・ひょう災・雪災
- 水漏れ・物体落下
- 盗難
- 水災(台風・暴風雨や豪雨などによる洪水・土砂崩れによる被害)
- 破損・汚損 など
火災保険の補償の対象
- 建物:建物本体・門・塀・車庫・物置 など
- 家財:家具・家電・衣類 など
火災保険の保険金額の目安
火災保険の保険金額は、建物の再調達価格(新価)に設定されるケースが多いです。 再調達価格とは、損害を受けた建物や家財と同等のものを新しく取得した場合に必要な金額。時価とは、再調達価格から時間の経過や使用によって減少した価値を差し引いた金額です。 火災保険の保険金額は、建物が損害を受けて失っても、ローンを完済しつつ新しい住宅を購入できるように再調達価格で設定される場合が多いのです。 ただし、保険金額を再調達価格以上の金額に設定する「超過保険」で契約しないようにしましょう。火災保険の保険金は、損害状況に応じた金額が支払われる実損払であり、再調達価格が支払いの上限です。超過保険で契約すると、余分な保険料を支払うことになります。 家財の保険金額は、世帯の人数や年齢、建物の広さ(専有面積)などを目安に設定されるのが一般的です。火災保険を選ぶ際のポイント

住宅にあるリスクや加入中の保険の契約内容を確認して必要な補償を選ぶ
河川の氾濫や豪雨による土砂崩れなどの水害リスクがあるマンションを購入する場合、火災保険に水災補償をセットしましょう。購入する住宅に潜むリスクは、自治体が公開しているハザードマップで確認が可能です。 2020年8月末からは、不動産取引時の重要事項説明に、不動産の「水害リスク」を提示することが義務付けられています。 これから不動産購入する方は、重要事項説明書に必ず該当エリアのハザードマップが添付されますので、確認した上で水害リスクを把握しましょう。 また、住宅ローンを組む方にとって、地震保険の必要性は高いです。日本は地震大国であり、南海トラフ地震の発生も想定されます。地震や津波で建物が倒壊してローンだけが残る事態とならないよう、地震保険には加入する必要があります。 自動車保険や傷害保険などで、すでに個人賠償責任保険に加入している場合、火災保険に個人賠償責任特約を付帯する必要はありません。 個人賠償責任特約とは、「自転車で走行中、人にぶつかってしまった」「飼い犬が通行人に噛み付いてケガをさせた」など、賠償責任をともなう事故を補償する保険です。個人賠償責任保険に複数加入していても、損害賠償額を超える保険金は支払われません。 火災保険の補償内容は、購入する住宅に潜むリスクや加入中の保険の内容を確認したうえで決めましょう。ご自身だけで判断できない場合は、ファイナンシャルプランナーのような保険のプロに相談するのも選択肢の1つです。複数の保険会社で保険料を試算する
火災保険を選ぶ際は、必ず複数の保険会社から見積もりを取り寄せて比較しましょう。保険会社によって保険料の設定方法や割引の条件が異なるからです。 たとえば、保険会社によってはオール電化住宅に住んでいる場合や、所定のホームセキュリティーを導入している場合に、保険料の割引を受けられます。 火災保険に限らず保険は、ネット申し込みできる火災保険が最安値とは限りません。複数の保険会社の見積もりを比較したうえで、必要な補償にできるだけ安い保険料で加入することが大切です。保険期間は最長の10年で加入する
火災保険に加入する場合、保険期間(補償が有効である期間)を最長の10年にするとよいでしょう。 日本は、自然災害か多発しているため、火災保険の保険料は値上げ傾向にあります。大手損害保険会社は、住宅向け火災保険の保険料を2021年1月から約6〜8%値上げする見通し。今後、自然災害が頻発するようであれば、さらに値上げされる可能性があります。 火災保険の保険料を10年間に設定しておくと、更新の時期になる保険料は変わりません。また、保険料を一括払いすると割引が適用されるため、金銭的な負担を抑えられます。まとめ:住宅を購入する場合、火災保険への加入は必須
住宅ローンを組むかどうかにかかわらず、住宅を購入する場合は、適切な補償内容の火災保険に加入し、損害に備える必要があります。保険料の算出方法や割引の内容は、保険会社によって異なるため、複数の見積もりを比較して選びましょう。 弊社イエツグには、ファイナンシャルプランナーが在籍しているため、住宅ローン選びだけでなく火災保険選びもサポートいたします。 またイエツグの仲介手数料は、定額の182,900円(税別)です。売主様から仲介手数料いただける物件は「仲介手数料無料+現金キャッシュバック」となるキャンペーンを実施しています。 少しでもお得に住宅を購入したい方は、ぜひイエツグまでご相談ください。
イエツグは、住宅とともに想いを”人から人に継ぐ”という願いから付けた社名です。仲介手数料を格安・定額にすることで、節約できた費用を住宅の質を向上させるために使っていただきたいと考えております。住まいを”継ぐ”には、耐震性や価値を向上することが不可欠だと思うからです。
イエツグ代表の私、丹は、元消防士。東日本大震災で多くの家屋が倒壊し、大切なものを失った方々を目の当たりにしたことにより、既存住宅の価値を上げ、良質な住宅を流通させることがこの国の急務なのではないかと考えるようになりました。小さな会社ではありますが、社員一同、同じ志を持って対応させていただいております。ぜひ一度ご相談ください。
監修者 品木彰

大手保険会社で培った知識と経験から、保険、不動産、税金、住宅ローンなど幅広いジャンルの記事を執筆・監修。




























