この記事で分かること
- 2020年9月現在の住宅ローン金利
- 固定期間選択型を選ぶうえでの注意点
- 固定金利と変動金利のどちらが得なのか
執筆者 丹拓也

目次
コロナ禍でどう推移した?2020年9月最新の住宅ローン金利

| 全期間固定金利 | 変動金利 | 固定期間選択型(10年) | ||
| 三菱UFJ銀行 | 店頭 | 1.82% | 0.625~0.775% | 0.84% |
| ネット | – | 0.525% | 0.74% | |
| みずほ銀行 | 店頭 | 1.14% | 0.625~0.875% | 0.85~1.10% |
| ネット | 1.04〜1.14% | 0.525~0.775% | 0.75~1.00% | |
| 三井住友銀行 | 店頭 | 1.68% | 0.575~0.775% | 1.10~1.60% |
| ネット | 1.28~1.68% | 0.475~0.725% | 1.10~1.55% | |
| auじぶん銀行 | – | 0.41% | 0.55〜1.50% | |
| ジャパンネット銀行 | – | 0.38% | 0.545% | |
| 住信SBI銀行 | 1.17〜1.58% | 0.41% | 0.76〜1.16% | |
| ARUHI | 1.12〜1.27% | – | – | |
前月からの主な変更点
- ジャパンネット銀行が固定期間選択型を引き下げている
- 全期間固定金利の一部が引き上げられている
1.ジャパンネット銀行が固定期間選択型の最低値を更新した
ジャパンネット銀行は、固定期間選択型(10年)の金利を前月の0.62%から0.545%に引き下げました。これは、キャンペーンを適用しない固定期間選択型の金利としては、auじぶん銀行とソニー銀行の0.55%を下回る最低値です。 2020年7月にジャパンネット銀行は、変動金利を0.38%に引き下げて、キャンペーンを適用しない住宅ローン金利の最低値を更新したばかり。他の金融機関がジャパンネット銀行に対抗して、固定期間選択型を引き下げてくる可能性は十分に考えられます。2.全期間固定金利(フラット35)が引き上げられた
全期間固定金利であるフラット35の金利は、前月から0.01%上昇しました。これで全期間固定金利は、2カ月連続で上昇したことになります。 固定金利は、新発10年物国債(長期金利)の値で決まります。2020年8月における新発10年物国債は、前月の最小値と最大値のどちらも上回ったため、全期間固定金利が引き上げられました。 新発10年物国債は、今後も上昇を続けるかもしれません。固定金利は、変動金利よりも先に上昇するため「金利が低いうちに固定金利で住宅ローンを借り入れたい」と考えている方は、今のうちに住宅を購入するのも選択肢の一つでしょう。固定期間選択型は固定期間が終了したあとの返済負担を確認しよう

| 金利の固定期間中 (借入当初の10年間) | 固定期間終了後 | ||
| 変動金利 | 10年固定金利 | ||
| ①基準金利 | 2.445% | 2.280% | 2.445% |
| ②優遇金利 | 1.9% | 1.4% | 1.0% |
| ③適用金利(①-②) | 0.545% | 0.88% | 1.445% |
固定期間終了後の返済額をシミュレーション
では、優遇金利が変わると、毎月の返済額はどのようになるのでしょうか?ジャパンネット銀行から、以下の借り入れをした場合の返済負担を計算してみましょう。- 借入額:3,000万円
- 返済期間:35年
- 返済方式:元利均等方式(毎月の返済額が一定である返済方式)
固定金利と変動金利のどちらが得かシミュレーション

- 借入額:3,000万円
- 返済期間:35年
- 返済方式:元利均等方式(毎月の返済額が一定である返済方式)
- 固定金利:1.32%
- 変動金利:0.41%(10年ごとに1.0%ずつ上昇していき最終的に3.41%になると想定)
| 固定金利 | 変動金利 | |
| 毎月の返済額 | 89,233円 | 1〜10年目(金利0.41%):76,688円 11〜20年目(金利1.41%):86,517円 21〜30年目(金利2.41%):92,951円 31〜35年目(金利3.41%):95,280円 |
| 返済総額 | 37,477,928円 | 36,455,581円 |
| うち利息負担総額 | 7,477,928円 | 6,455,581円 |
まとめ:住宅ローンは金利が上昇した場合の返済負担も確認して選ぼう
2020年9月の住宅ローン金利は、ジャパンネット銀行が固定期間選択型(10年)を0.545%に引き下げ、変動金利に続いて最小値を更新しました。また全期間固定金利のうちフラット35は、0.01%上昇しています。 固定金利が今後も上昇を続けるのか、変動金利がどのタイミングで上がり始めるのか、未来のことは誰にもわかりません。住宅ローンは、金利が上昇した場合の返済シミュレーションを確認して、借入後に不安が残らない金利タイプを選ぶことが大切です。 弊社イエツグには、FPや住宅ローンアドバイザーといった有資格者が在籍しており、あなたの状況や考えをヒアリングし、最適な住宅ローン選びをサポートいたします。 またイエツグで住宅を購入いただく場合、仲介手数料は182,900円で済むため、住宅購入時の諸費用負担を大きく抑えられます。 今なら所定の条件を満たすと、「仲介手数料無料+現金キャッシュバック」となるキャンペーンを実施中。金銭的な負担を抑えて住宅を購入したい方は、弊社までお気軽にご相談ください。
イエツグは、住宅とともに想いを”人から人に継ぐ”という願いから付けた社名です。仲介手数料を格安・定額にすることで、節約できた費用を住宅の質を向上させるために使っていただきたいと考えております。住まいを”継ぐ”には、耐震性や価値を向上することが不可欠だと思うからです。
イエツグ代表の私、丹は、元消防士。東日本大震災で多くの家屋が倒壊し、大切なものを失った方々を目の当たりにしたことにより、既存住宅の価値を上げ、良質な住宅を流通させることがこの国の急務なのではないかと考えるようになりました。小さな会社ではありますが、社員一同、同じ志を持って対応させていただいております。ぜひ一度ご相談ください。
監修者 品木彰

大手保険会社で培った知識と経験から、保険、不動産、税金、住宅ローンなど幅広いジャンルの記事を執筆・監修。
現在の住宅ローン金利を確認する方法
現在の金利は、借入時期、融資率、団体信用生命保険、借入期間、審査結果などで変わります。比較するときは、表示金利だけでなく適用条件と諸費用、金利タイプ変更の条件まで確認しましょう。
フラット35のご利用条件・金利情報、国土交通省の民間住宅ローン調査など一次情報を確認し、最終的な適用金利は各金融機関へ問い合わせてください。
住宅ローンは「一番低い数字」を探す競技ではありません。家計が金利上昇後も続くか、総返済額と手元資金を一緒に確認することが大切です。


























