自治会費・町会費とは?不動産購入時に知っておくべき知識

住宅を購入するときは、「町内会費(町会費)」「自治会費」の支払いが必要なケースがあります。

しかし「町内会費や自治会費を支払う理由が分からない」「いくらかかるのか認識していない」という方も多いのではないでしょうか?

町内会費等は1年分まとめて現金払いしなければならないことも多いので、さまざまな諸費用が発生する不動産購入時には必ず知っておくべきことの1つです。

こちらでは、不動産購入時の重要事項説明項目でもある「町内会費」について解説していきます。

イエツグくん
自治会費や町会費は不動産の「維持費用」ともいえるし、不動産購入後すぐにまとまったお金を納めなければならないこともあるんだよ。
執筆者 丹拓也
執筆者 丹拓也株式会社イエツグ代表取締役
不動産業界の活性化・透明化を目指し、2018年仲介手数料定額制の不動産会社「イエツグ」を設立。お客様の「心底信頼し合えるパートナー」になることを目標に、良質なサービスと情報を提供している。
保有資格:宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナー技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・防災士

町内会費とは町内会が活動するための費用

町内会費は、町内会が活動していくために集められるお金です。集められた町内会費は、以下のような親睦を深める活動や、防災・防災活動、施設管理のための費用に充てられます。

  • お祭りなどの行事
  • ゴミ収集場の管理
  • 防災訓練などの共同活動
  • 広報誌の配布
  • 町の照明、防災灯の管理
  • 子ども会、老人会の運営

このように、町内会は地域をより良くしようと活動しているので、決して悪い組織ではありません。

また、町内会と自治会は基本的に名称が違うだけで、活動内容にはほぼ変わりがありません。

町内会の会費やルールは地域によって異なる

町内会のルールは組織毎に決められています。そのため会費の金額だけでなく、活動の内容や当番の決め方などは、住んでいる地域によって大きく異なります。

町内会費の相場は、月々200円〜2,000円程度。基本的には月々200円〜300円のところが一番多いですが、地域によっては1円のところも存在します。逆にさらに高額だったり、町内会にある施設の改修などのため、一時的に高額な費用が徴収されたりする町内会もあるようです。基本的には世帯数が多い都心部では費用が安く、逆に世帯数が少ない地方では高い傾向にあります。

町内会費の支払い方法として、毎月納めるところもあれば、1年分を一括納付しなければならないところもあり、地域によってさまざまです。例えば町内会費が月々2,000円の地域で、一括納付が必要な場合、負担額は24,000円と高額になります。

一括納付の場合は住宅購入の諸費用と併せて支払いが必要なケースもあるので、事前に不動産会社に確認するとよいでしょう。

 

イエツグくん
町内会に入るメリットデメリットはなんだろう?

町内会に加入するメリット

町内会に加入するメリットは、以下の点が挙げられます。

  • 町内会の行事やイベントに参加できる
  • 住んでいる地域の人とコミュニケーションを取れる
  • 人と人との繋がりを強化できる

町内会が主催する行事やイベントに参加すると、同じ地域に住む人と顔を合わせることができます。日頃から近くに住んでいる人と顔を合わせることで、困りごとがあれば相談できるだけでなく、災害時の助け合いにも繋がるでしょう。

町内会に加入するデメリット

続いて、町内会に加入するデメリットは以下の通りです。

  • 付き合いをする頻度が増える
  • 自治会費を負担しなければならない
  • 町内会の活動に時間が割かれる

町内会に加入すると、人付き合いの頻度が増えます。とくに人付き合いが億劫に感じる人にとっては、町内会の活動にストレスを感じてしまうかもしれません。

また、せっかくの休日に「ゴミ集積場の清掃」や「防犯パトロール」などの当番が周ってくると負担に感じることもあるでしょう。

イエツグくん
町内会に入るのは義務ではないよ。でも入らない場合の注意点については必ず知っておくようにしようね!

町内会に加入したくない場合の対処法

町内会や自治会の加入は基本的に任意ですので、町内会費の支払いも強制ではありません。過去の判例においても、「町内会への加入は任意であり強制ではない」という判決が出ています。

そのため町内会に加入する必要性を感じない場合や、活動の方針に賛同できない場合などの理由で加入したくない場合は、加入を断ることが可能です。

ただし、町内会費を払いたくないからという理由だけで、町内会への加入を断ることはあまりおすすめできません。加入を断った場合も、町内会に加入している人たちと今後も同じ地域で生活していくことに変わりないからです。

生活に悪い影響が発生しないように、加入を断った場合に想定されるトラブルや断り方について事前に把握してから、本当に加入を断るのかどうかを慎重に判断しましょう。

町内会に加入しない場合はトラブルに発展する可能性も

町内会に加入しない場合、加入している人たちとの間でトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。

例えば町内会に加入していない人は、ごみ集積場所の掃除にも参加しないため、ごみ集積場所の使用を拒まれるなどの問題に発展する可能性があります。

また、町内会に加入するのが当たり前なほど加入率の高い地域で、町内会への加入を断ると、人間関係が悪化してその地域に住みにくくなってしまいます。

町内会への加入を断るときは、加入を断った場合にどのような影響が出るのかを想定したうえで、判断することがとても大切です。

加入を断る場合の注意点

町内会への加入を断る場合は、加入している人に対して角が立たないように、伝え方に気をつける必要があります。町内会に加入している人に対して無礼な態度を取るのではなく、真摯に気持ちを伝えましょう。

加入したくないという気持ちがある場合、町内会へ加入勧奨する人や、会費を集金する人にするひとに対してネガティブな態度を取ってしまいたくなることもあるでしょう。

しかし、町内会に加入している人との関係が悪化すると、せっかく購入したマイホームに住みにくくなり、自分や家族が辛く悲しい思いをする可能性があります。

せっかく購入したマイホームで快適に暮らしていくためにも、断り方には十分注意しましょう。

町内会費に関するご相談はイエツグにお任せ!

不動産購入直後には、町内会費として数万円支払わなければならない可能性があります。不動産購入には以下のような諸費用がある中、その負担は小さいものではありません。

  • 仲介手数料
  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 住宅ローン借入にかかる諸費用
  • 固定資産税精算金

⇒これらの諸費用は、購入物件価格の7%前後にもなるといわれています。

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弊社イエツグは、仲介手数料を格安かつ定額で仲介させていただいております。つまりそれは、不動産購入にかかる諸費用を大幅に抑えることができるということです。

イエツグは、不動産購入時の仲介手数料を定額18万2,900円(税別)にて仲介(売却も同様)。さらにお買い替えのお客様には、仲介手数料が定額になるだけではなく、住宅診断や既存住宅貸保険、ハウスリーニングのサービスを付随させていただいております。

一般的に物件価格によって変動する仲介手数料が定額だということは、数万円の町内会費を一括納付しなければならない地域の住宅を購入する場合でも、住宅購入かかる諸費用が大きく膨れ上がる心配がありません。

金銭面的にお得なだけでなく、お客様が住宅を購入されたあとも、快適に暮らしていけるように精一杯サポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

町会費とは、町内会の親睦や安全のために使われる費用です。住宅を持つとさまざまな初期費用やランニングコストが発生しますが、町内会費は、とくに今まで賃貸住宅だった方には馴染みがない諸費用でしょう。

町内会費は、固定資産税や都市計画税などの税金と比べると安いかもしれません。ただし地域によっては、家計を圧迫するほど町内会費が高いケースもあります。

町内会の活動や町内会費の負担に抵抗があり加入を断るときは、今後の生活への影響も考えた上で、伝え方や態度には十分に注意しましょう。

監修者 小林だいさく
監修者 小林だいさく金融ライター、ファイナンシャルプランナー。
大手保険会社で培った知識と経験から、保険、不動産、税金、住宅ローンなど幅広いジャンルの記事を執筆・監修。

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